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死門

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しもん

死門とは、死、死去を意味する単語。 ここではコナミのゲーム作品に登場する敵キャラクターについて記載する。

概要

月風魔伝に登場する敵キャラクター。吸血鬼に殺された人間の骸骨。

普段は地上の敵と同じく左右に移動しているだけだが、主人公の月風魔が接近すると、

前方にリーチの長い鞭で素早い攻撃を繰り出してくる。鞭攻撃はプレイヤーの位置に関わらず、

近くにいるだけでひたすら鞭攻撃を連打してくる上に、しゃがんで回避する事も出来ない。

近接武器の『岩の剣』では相性が悪いため、『守り太鼓』などを使い遠距離から攻撃しよう。

また『岩の剣』でも高低差のある地形を利用すれば、一段低い足場から安全に戦う事ができる。

・・・と、ここまで書けば何の変哲もない普通のゲーム作品の普通のザコ敵紹介で終わる訳だが、

もうその名前からしてピンと来た貴方は立派なコナミファンだろう(古参の方は特に)。

一応、ここでは知らない方のために説明するのだが、この死門。元ネタが存在する。

悪魔城ドラキュラシリーズの初代主人公シモン・ベルモンドである。

コナミお得意の自社パロディキャラクターであり、開発スタッフの遊び心が窺える。

尚、死門の初出は『月風魔伝』ではあるが、現在では他のコナミ作品にも登場している。

・・・当時の設定では、本当にシモンの成れの果てと言うトンデモ設定だったけどな!!

成れの果ての割には何体も、しかも他の作品にも登場するとは一体どういう事なのコレ・・・?

あくまで同姓同名のそっくりさん?またはシモン2世・3世と襲名した別人?謎は深まるばかり・・・

一応、現在の設定では本当にそうなのかどうかは曖昧になった模様(そこは否定しないのかよ!?)

『月風魔伝』をモチーフとした後半のステージ『地獄界』に登場。

ドット絵は新しく打ち直されているが、鞭によるリーチの長さと素早い攻撃は実に厄介。

しかし本作で遂に共演したシモンなら、同じく鞭攻撃が可能なのでかなり相性が良い。

他のキャラクター達もサブウェポンを入手すれば、遠距離攻撃で安全に戦う事ができる。

時期的には必ずお世話になるコングの岩投げやマイキーのパチンコ攻撃などを利用しよう。

尚、本作に登場しているシモンは正確には【シモン・ベルモンド3世】である。

お遊び要素の強い作品だし、他のコナミ作品との繋がりを考えるだけ野暮かもしれないが、

悪魔城ドラキュラシリーズの正史で考えた場合、3世=シモンの孫は公式でも登場している。

模様替え大好き天然お坊ちゃんである。ただし別にシモンの孫でなくとも襲名自体は可能だし、

他の兄弟や親戚に3世がいたとしても不思議はない。あくまで彼は3世候補であると言える。

しかし他のプレイヤーキャラクター達(コナミマン達を除く)は皆本人として登場しているのに、

何故シモンだけ態々3世を作って登場させたのかは不明(やっぱりただのそっくりさんなのか?)。

なんとパロディ元である悪魔城ドラキュラシリーズにも逆輸入された。しかし・・・そうなると、

時系列的にはシモンはまだ生まれてすらいないのに、パロった敵だけがいると言う妙な事に・・・

見た目は悪魔城仕様のスケルトンが鞭を持った姿。ザコ敵なのでやっぱり何体も出現する。

『月風魔伝』とは攻撃方法こそ同じだが、その他の仕様は大きく変更・強化されており、

足場があろうとそのままジャンプして執拗にプレイヤーを追いかけてくるようになった他、

倒しても一定時間後に復活するレッドスケルトンタイプの強化型『赤死門』も登場している。

主人公のラルフもリーチなら負けない鞭を使えるとは言え、下手に間合いを見誤って攻撃すれば、

逆に死門の鞭の餌食になってしまうだろう。ここはタイミング良く先制攻撃で一気に倒したい所。

ナイフ投げや魔法弾など遠距離技が通常攻撃であるグラントアルカードなら比較的戦い易いが、

サブウェポンである魔法を主体に戦うサイファの場合は、やや相性が悪い相手と言える。

サイファの通常攻撃である杖殴りはリーチが短い分、発動が早く敵を完封できる性能を持つが、

死門の懐に潜り込んで戦うのは少々危険。ここは素直にラルフに交代するか魔法で対抗しよう。

しばらく出番に恵まれなかったが、久しぶりに悪魔城ドラキュラシリーズに登場。

終盤に訪れる裏の悪魔城エリア『燭哭参道』『背教祀廟』にのみ出現する。

本作には『悪魔城伝説』『血の輪廻』などの過去作要素がかなり多く登場しており、

死門も過去作仕様・・・と思いきや大幅に変更・・・否、かなり弱体化してしまっている。

見た目は初代シモンを意識した黄(橙?)色の軽装備に身を包んだスケルトン

しかし鞭攻撃は威力こそ高いが、技の発動自体は遅くリーチも短くなってしまった

しかも鞭が完全に垂れ下がるまで次の攻撃を行わないため、連続攻撃もして来ない。

また移動速度も追跡こそしてくるが、律義にノシノシと練り歩くモッサリ具合で遅い

更には死門が攻撃を受けると、吹っ飛びこそしないが攻撃に怯んで仰け反ってしまい

連続で攻撃し続ければ、鞭攻撃だけでもそのまま完封できてしまうと言う貧弱ぶり

極めつけは前のめりに倒れこんで消滅すると言う本家と全く同じやられ方までする始末。

一応、弱点は炎属性だが、最早そんな事を気にするよりもただ普通に鞭で殴った方が早い

総括すると、元ネタであるシモン、またはベルモンド一族の悪い要素を詰め込んだ結果、

主人公のジュストの高性能ぶりもあってか対処は容易。変な所ばかり意識し過ぎるから・・・

ただしザコ敵に限定すれば、死門は本作第2位のレベル41でありHPも360もあるなど、

その強さは終盤相応である。かつての仕様のままだったら強敵になり過ぎてしまうから、

敢えて性能を押さえてバランスを取っている・・・のかもしれない(そういう事にしておこう)

ドロップアイテムは店売り品のHP回復アイテム『ハイポーション(HP+150)』と、

イベント専用アイテム『まひるのせいざ(真昼の星座)』の2つ。固有ドロップは無し。

『ハイポーション』は当然店売りの他には、他のザコ敵からも普通にドロップしたり、

他のエリアでも普通に落ちていたりするので、助かると言えば助かるが非常に地味である。

どうせならベルモンドリスペクトで『おおきいにく(HP+200)』でも落してくれればいいのに・・・

そして『まひるのせいざ』の効果は『因果律機械塔』エリアにお店を出現させると言うもの。

本作では『悪魔城宝物庫』エリア以外の(裏表合わせて)8つの店は特定の条件を満たさないと、

出現しないため、利用可能な店の数を増やすと言う利点を考えればドロップを狙う価値は高い・・・

と、思いきや死門よりもはるか以前に出現する亡霊剣士スペクターも同じく落とす上に、

しかもその『スペクター』の出現場所は正に店が出現する『因果律機械塔(表裏両方)』である。

そしてその出現したショップで無ければ購入できないアイテムも存在しなかったりして・・・(合掌)

ちなみに、本作ではシモン・ベルモンド本人もおまけモードで使用する事ができる。

しかしボスラッシュモード限定の操作になるため、シモンVS死門は実現しなかった。

せっかく3世(あくまで候補です)とも同じ時代に共演できたと言うのに非常に残念である。

(シモンおじいちゃんは2段ジャンプもスライディングも使えないので仕方ないと言えばそうだが)

「シモン・ベルモンドの死後の姿と言われている骸骨」

最後に登場した『白夜の協奏曲』から数えておよそ8年後の本作にてまさかまさかの再登場。

月風魔やシモンとも当時の姿(ドット絵)で再び共演する事となり、古参のファンを驚かせた。

尚、上記の通り『白夜の協奏曲』には無かった魔物図鑑の説明文も新たに追加されており、

本作でようやくシモン本人かどうかは、はっきりとは明言されていない内容に落ち着いた。

・・・所縁の品は持っていたりするので、外伝作品とは言え変な判断材料が増えたとも言えるが。

最後のDLCステージである第11章『月風魔伝』に出現する。

基本的な仕様は『月風魔伝』基準。弱点は打属性、炎属性、光属性。耐性は氷属性、闇属性

ゲームシステムの関係上、最初の内は過去作のように攻撃数発で倒す事は難しくなったため、

ここは過去作に倣って遠距離主体で戦おう。ホームらしく月風魔なら非常に戦い易いだろう。

蒼真で入手可能なソウルの能力は「死門を召喚する」というシンプルなモノ。

しかし敵に近寄ってそこから鞭で殴るため、速く移動する敵とは相性が悪く使いにくいかも。

そして気になるドロップアイテムだが、なんとそのものズバリの体防具『シモンの胸当て』

第6章のボス箱からも入手できるため、固有のドロップアイテムと言う訳ではないが、

ベルモンド家に伝わる古の胸当て。ここは是非、鞭使い勢達のためにも入手しておきたい。

後は『伝説の肉(HP+86、STR+5、CON+5、LCK+5)』をドロップすれば最高だったのに・・・(残念)

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