設定
初登場はサムライスピリッツ零だが、実質天草降臨の羅刹版風間蒼月と、アスラ斬魔伝の水邪蒼月をベースとして作られたキャラである。
キャラ設定については炎邪と同様、元は劉雲飛の弟子の一人だが、人魔一体の法に魅せられ魔に堕ちた設定。
零でのストーリーも炎邪と同じであり、最終的に蒼月によって封印されてしまうバッドエンドである。
ただし、パラレル設定となっている天下一剣客伝では蒼月の肉体を手にいれ人魔一体の法を完成。
炎邪と共に神となり、炎邪が破壊神として、自らは創造神として人々から崇められる事になる。
両名とも2000年近くコンビを組んでいるためか、神になっても二人の友情は厚いようだ。
特徴
相方の流派が「脊髄反射」なのに対し、彼の流派は「神の思考」である。
そして好きなものが「我を称える愚民」。尊敬する人が「我を崇めよ」となっており、
この時点で既に己を神様だと思っている。
それどころかゲーム内の台詞にも
「我は神……! 我を崇めよ……!」
「我を崇めよ!我を称えよ!」
「あぁ、聞こえる……我を称える福音が!」
「新たなる神の誕生を祝福せよ。」
と言い放つ。その挙句やられ台詞も「崇めよぉぉー!!」や「我は神だぞぉぉ!!」である。超尊大。
その割に独特で斬新すぎるモーションや攻撃時の「ヒュゥー!」とか「シュゥ!」の独特なボイスも相まって
ムカつくキャラというよりは、絶叫尽くしの相方ともども見事なまでのネタキャラと認定されており、
プレイヤーからは「水邪様」と呼ばれている。
ゲーム内では
選択時の台詞が「貴様ごときに操れるかな?」との挑発的な台詞が示すように上級者向けの技構成。
全ての必殺技が空中時専用となっている。(共通技となっている一閃や絶命奥義などは地上技)
性能の良い技が揃っており、特にノックバックのない優秀なガード技である円月を基としたトリッキーな地上戦を繰り広げることができる。
それゆえ初心者では扱いに苦労するキャラだが、上級者が使いこなすと、特徴的な戦法で相手を翻弄することができる。
沸点はキレやすい炎邪とは真逆で高め。怒りゲージの『無の境地』用のゲージへの転換効率も高い。
また、絶命奥義「神聖カツ平等ナル裁キ」は、相手を空中に浮かばせ、上空で粉砕。
手を両手に広げた体勢で相手の血の雨を全身に浴びるという極めて残虐な技…なのだが、
ROM設定で残虐レベルを下げると血の色が赤から白に変わってしまい、
結果『手を両手に広げた体勢でどこからとも無く降って来た謎の白い液体を全身に浴びる』という極めてアレな光景になってしまう。