概要
「小峠ぇ ミスしたらわかってるな?」
「んなジジイ消しちまえばいんだよ!」
「ヤクザはカタギに怖がられてナンボの商売だ...」
『ヒューマンバグ大学』のシリーズ作品『華の天羽組』に登場するヤクザ。初登場は2021年8月17日の動画『【実録】ヤクザに拷問する半グレ。鼻に鉛筆を刺し…バーナーで背中を焼く。』である。
小峠華太が所属している狂人であり、小峠の兄貴分だが、後の狂人兄貴群にはカテゴライズされていない(このころは設定が定着していなかったため)。
人物
容姿
短髪に丸顔、黒いスーツに赤いネクタイといった服装で、顔には皴も刻まれていることから年齢はそこそこ高いものと思われる。
極道らしく怒った際の顔つきは恐ろしいものであり威圧感を醸し出している。
性格
構成員の中でも一際過激であり、カタギを怖がらせ、場合によっては消してでもシノギをするという容赦のない性格。
暴対法により締め付けが厳しくなって以降も陰湿な嫌がらせをしたり、トラックを店に突っ込ませるなど一切の容赦を見せない。
小峠のことを高く評価はしていないようだが、トラックの運転をやりきった小峠を少し褒めたりするなど身内への情が全くないわけではない模様。
活躍
ある日、大型ショッピングモールの建設の土地の確保というシノギが舞い込んできたものの、ある社長だけは土地を手放そうとしなかった。
それに対し店の前に猫の死骸や生ゴミを置くという嫌がらせをおこなうも、裏目に出て話し合いが決裂してしまう。
その結果、組長の指示もあってトラックを店に突っ込ませ、強引に店を潰すという暴挙に出、小峠と共に実行する。
その後、沼田を恨んだ店のオーナーが半グレを雇い彼を拉致、鉛筆を刺す、火炎放射器で背中の刺繍を焼くなど苛烈な拷問を加えられて死に絶えることとなった。
これを受けて組は報復に動き、オーナーを暗殺、半グレを拷問の殺害した。
余談
小峠も言っている通り、彼のしたことは人道に外れているといえ、シノギのためであっても許されない行いである。
現在の天羽組からは考えられないが、当時の作風は極道のリアルを描くものでありこのようなことをおこなう者は少なくなかった。
とはいえ彼がやったことが正当かはまた別の話であり、その苛烈さも当時の時点で強かったといえる。
また、彼が死んだことに対し報復が取られたが、その死自体はあっさりと流されていること、悼む様子もなかったことから、人望もそれほど高くなかったことが窺える。