悪人を討ち、妖魔を退治する大剣。刃はないが、その力は神を彷彿させる。
概要
オープンワールドRPG『原神』に2021年12月1日、Ver.1.1鍾離実装と共に武器ガチャにてピックアップになった両手剣武器。
性能
メインステータス | 攻撃力608(最大強化Lv.90時) |
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サブステータス | 攻撃力49.6%(最大強化Lv.90時) |
固有能力「金璋君臨」 | シールド強化20%(完凸時最大40%)。攻撃が命中した8秒間、攻撃力+4%(完凸時最大8%)。この効果は最大5重まで、0.3秒毎に1回のみ発動可能。また、シールド状態の時、攻撃力アップの効果量が2倍になる。 |
と、実は何から何まで破天の槍、斬山の刃、浮世の錠と全く同じ性能をしている。
最初期に実装された★5武器のため、(性能面での)明確なモチーフキャラクターが存在しない。
シールドを使用しないならば同ランクの恒常★5「狼の末路」の完全下位互換となってしまうため、差別化にはシールドを活用する必要がある。
ver4.2までは自前でシールドを貼れるノエルや辛炎、結晶反応を扱える荒瀧一斗が単体で能力を引き出し切れるが、この3名は全員防御力を火力に変換するキャラ設計のため、防御依存キャラ用の両手剣である★5「赤角石塵滅砕」は勿論のこと、鍛造★4である「白影の剣」にさえ劣るという評価を受けていた。不憫である。
ver4.3で結晶反応を軸に戦い、かつ火力が攻撃力依存であるナヴィアが実装されたことで残念評価からは一応脱却できた。彼女のモチーフ武器である★5「裁断」の次ぐらいの適性がある。ただし「裁断」と違い会心系を盛れないため、聖遺物での補強が必須。
ちなみにだが、破天の槍を始めとしたこの手の武器は武器効果名が全て「金璋君臨」になっており、これらは統括して「シールド武器シリーズ」と呼称されている。
見た目
強化前(Lv.40時点まで)は刀身が白色に光り、夜空の下でも淡く白い光を発している。また、刀身の周りに黒い装飾が付いている。
強化後(Lv.41~)は刀身が金色に光り輝き、装飾は何も変わらないが、夜空の下では残念ながら光を発しなくなってしまう。
強化後が金色(黄色)の周りに黒い装飾ということから多くの旅人に「チョコバナナ」と呼ばれている。同シリーズには「チョコバナナ」と呼ばれる武器がもう一つある。
なお装備画面では柄の装飾がキャラクターの手を貫通してしまう。見映えを気にする旅人は注意。
ストーリー
遠い昔、璃月には龍がいた。
風に乗って飛び回るのではなく、龍は連なる山の中にいた。
身体が山のように大きな石龍であった。
伝説によると、龍は南天門辺りで、群山と一体になるかのように眠っていたそうだ。
小さく寝返りを打ったり、背伸びをするだけでも、
大地は揺れ動かされた。
当時の岩君は大地を鎮めるため、古龍の元へとやって来た。
伝説によると、大地は長い間平穏だった。
そして、岩君の側には仲間が一名増えていた。
だが結局、龍と神、そして人は恐らく相容れなかったのだろう……
龍が地底に鎮められた後、仙人や神の怒りに触れる事を恐れて、かつて、一同になって暴れまわり、岩が揺れ動く音を傍聴していたヴィシャップも
山の地底深くに潜り込んだ。
だが、数千年の時が過ぎ、ヴィシャップが再び騒ぎ出す……
伝説によると、勝者は古龍が鎮圧された巨木の側に剣を突き刺した。
この封印は、魔物や邪悪な心を持つ人には触れることができないものだった。
伝説が本当であれば、清らかな心を持つ人のみ、それに近付く事ができる。
だが、もし伝説が本当であれば、なぜその剣は行方が不明なのだろうか……
余談
- 入手機会
この武器にはモチーフキャラクターがおらず、かつモチーフ★5武器のない限定★5両手剣キャラは存在しない。そのためVer4.x以降の環境では武器限定祈願にピックアップされる可能性は消滅しており、入手機会は集録祈願に限定されるとみられる。
- 岩王帝君との関わり
武器のストーリーを見る限り、元は岩王帝君の持ち物だったことが窺える。また、岩王帝君はこれを用いて摩耗によってかつての契約の記憶すら失ってしまった地龍を鎮圧、封印したと思われる。
- 妖魔退治一族に関すること
武器説明に「悪人を討ち、妖魔を退治する大剣。」と書いてあるが、原神の中には「妖魔退治一族」というものが存在する。妖魔退治の一族について詳しいことは明かされていないが、重雲と申鶴がその一族であることは明かされている。
関連タグ
- シールド武器シリーズ:破天の槍/浮世の錠/斬山の刃/無工の剣