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あらゆるものを貫く鋭い長槍。空気に裂け目を開けるほど、その一振りは凄まじい。


概要

オープンワールドRPG『原神』に2021年12月1日、Ver.1.1鍾離実装と共に武器ガチャにてピックアップになった鍾離のモチーフ武器。モチーフ武器というだけあって、やはり見た目の相性は抜群。性能も抜群のはずだったのだが…


性能

メインステータス攻撃力608(最大強化Lv.90時)
サブステータス攻撃力49.6%(最大強化Lv.90時)
固有能力「金璋君臨」シールド強化20%(完凸時最大40%)。攻撃が命中した8秒間、攻撃力+4%(完凸時最大8%)。この効果は最大5重まで、0.3秒毎に1回のみ発動可能。また、シールド状態の時、攻撃力アップの効果量が2倍になる。

と、詳しくは鍾離の記事を参照して頂きたいのだが、サポート性能であるが為にフィールドに出てはすぐに引っ込む鍾離には到底合わない性能だった。

さらにシールド強化は装備者本人にのみ恩恵があるため他の長柄武器使い、特に胡桃など元素爆発後にHPが減っていくキャラに装備させてシールド強化した方が良い。

これによって、「世紀のハズレ武器」として全旅人からネタにされるようになり、終いには運営にすらネタにされかけ、実装から復刻まで、実に1年と1ヶ月の歳月を要した。1回目の復刻は2022年1月25日。


性能はこんなのだが、見た目がとてもかっこいいだけに「写真撮影の為だけに1本欲しい」と言う声も少なからずあった代物ではある。


ちなみにだが、破天の槍を始めとしたこの手の武器は全て「金璋君臨」が武器効果名になっており、それらは統括して「シールド武器シリーズ」と呼称されている。


見た目

強化前(Lv.40時点まで)は槍身が白色に光り、柄の部分が黒く、何かが巻き付いているような見た目で、夜空の下、淡く輝きを見せる武器。

強化後(Lv.41~)は槍身が金色に光り輝き、槍の先端の方に何か文字が刻まれる特別な槍。残念ながら夜空の下での輝きは失ってしまうが、それでも充分かっこいい武器である。

人気度だけで言うなら強化前の方が圧倒的な人気度だが、武器の強さで言うと明らかに強化後なので、「写真撮影の為だけ」とかでない限りは強化しよう。


ストーリー

それは遠い昔、船帆と海獣が波を漂う時代。

当時の璃月港は荒れており、海中では数多の魔獣が暴れていた。

伝説によると、深海には巨大な影がある。

それは渦潮を起こし、堅い船を砕き、獲物を底なしの海へと引きずり込むのだ。

一方、別の伝説によると、海には幻の島が霧の中で出現するらしい……

もし幸運にもそれと出会えたのなら、その者は島に隠されている財宝を見つけるだろう。

さらに別の伝説によれば、その島の正体はうたた寝をしている魔獣だそうだ。

水夫達の間に伝わる話は奇怪なものばかりだ。だが一つだけ、彼らが心の底から信じている話がある。

かつて、岩王帝君の槍が虹を貫き、海を荒らしていた渦潮を深海の中央に刺し止めた。

その日から、頻繁にイルカがその海域に集まり、泳ぎながら歌っているらしい。

ある人が言うには、イルカと鯨達は自分達が崇拝していた神を哀れに思い、悲しみの歌を捧げているとの事だ。

一方で、彼らは虹をも貫ける岩王帝君の宝器に、驚きの声を上げているのだと言う者もいた。

また、こんな言い伝えもある。

いつの日にか、岩君に封印された渦潮が再び目を覚ます。

風は深海の生臭い匂いを陸地へと運ぶ。それは、九つの頭を持つ水龍が竜巻引き起こす前兆である。

その時、「海にいるあれ」を鎮めるのは一体誰なのだろう……


余談

  • 現在は「何でも貫く」だとか「空気に裂け目を開ける」だとか相当強そうだが、実装当初は武器の説明文が酷く弱々しいものだった。ちなみにプレイヤーの知らないところで修正されていた。俗に言う「サイレント修正」である。
    • 修正前:あらゆるものを貫けそうな鋭い長槍。振り回す時は空気を切り裂くような感じがする。
    • 修正後:あらゆるものを貫く鋭い長槍。空気に裂け目を開けるほど、その一振りは凄まじい。

  • なお鍾離が登場し、尚且つ鍾離が武器を扱うPVでは必ずこの武器が使用される。

  • 実を言うとこの武器が復刻したのは鍾離の復刻2回目、すなわち3回目のピックアップであり、1回目の復刻(2回目のピックアップ)時には復刻されなかった。その間この武器は何をしていたのかと言うとどうやらリストラされたらしく、2回目のピックアップの時に「お試し」で鍾離が握っていた武器は何と『護摩の杖』(胡桃のモチーフ武器)であった(それどころか、伝説任務(キャラクエスト)でも一時期は『護摩の杖』を握ることになるというリストラっぷりを受けた)。その上で武器ガチャにて復刻された武器は『斬山の刃』と『浮世の錠』(どちらもシールド武器シリーズ)で、何故か復刻されなかった。

  • 鍾離について詳しく知ればわかるが、この武器の本来の使われ方は“ただの槍”ではない。

  • 鍾離のガチャ立ち絵や、通常攻撃1段目、通常攻撃4・5段目(槍キック)、重撃などを見るとわかるが、破天の槍と似たような槍を自らの手で作り出している。あくまで手から離れるが為に代替品を使って攻撃しているに過ぎないが、鍾離がどの過程を経て“破天の槍”を自らの愛用武器にしたのかが窺える。

  • その性能の低さ故に、Ver2.3からのキャラクター祈願がWPU制になってからは、鍾離の復刻が多くの初心者ユーザーに喜ばれる一方、武器ガチャのハズレ枠が抱き合わせになることを恐れられることになる。実際に、Ver2.4では甘雨の最適武器「アモスの弓」とWPU、Ver3.0ではティナリの最適武器「狩人の道」とWPUとなり、多くのユーザーが破天の槍のすり抜けに怯えた。
    • 理由としては汎用性も無く、モチーフとした鍾離にさえマッチしない為、「これなら星4武器の方が圧倒的に強い」とされる為である。特に破天と同シリーズの「斬山の刃」、「無工の剣」、「浮世の錠」もそれに該当している為にこれらもWPUされると忌避される武器として扱われている。さらにVer2.1からは「汎用性が無いが特定キャラが持つと強烈な性能になる限定武器」が増加。例示すると、珊瑚宮心海が最適の「不滅の月華」、白朮が最適の「碧落の瓏」(※ただし完凸前提)など。こちらもPUされるとハズレと呼ばれることが多いのだが、そのキャラを所持している旅人にとっては大当たりも同然である。これらの存在もあり、ますます不遇な扱いを受けるシールド武器シリーズ。いつかピッタリハマる性能を持つキャラクターの実装を待つしかない…。

関連タグ

原神 鍾離

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