蒼の派閥や金の派閥等とは違う、原理主義的な召喚師による集団・・・と言うよりもはやテロ集団と言っても間違いはない。
過激派が多く、サモンナイト・サモンナイト3では召喚術を利用して世界を滅ぼそうとしたり、国家の転覆をもくろんでいたオルドレイク・セルボルトによって物語が大きく動くこととなる。
ちなみにオルドレイクは「派閥全体のボス」ではなく、「派閥の中の一派のボス」という位置づけ。
所属する者全てが同じ方向に行動しているわけではないらしい(サモンナイトコレクション・スタッフコメントより)。
実は「王国」時代におけるエルゴの王の重臣として活躍した召喚師達の集まりとも言われ、実際に無色の派閥の創設者は、エルゴの王の右腕として活躍した召喚師ゼノビスである。古の秘伝を引き継いだ、現在では得体の知れない強力な召喚術を扱う召喚師も少なくない。
その目的上、召喚獣に非道な扱いをしていた召喚師も多く、U:Xの時期に起こった「狂界戦争」において、響融化(アストレイズ)によって旧来の召喚術が無効化されると、彼らが擁していた古の秘伝の大半がそれに該当してしまったのと、それまで使役していた召喚獣から報復を受けるなどして瞬く間に勢力を失った。
約300年後には僅かな生き残りの末裔がいるのみで、裏社会での存在感は失なわれている。