もしかして →猫フェス(投稿企画)
猫フェスは黒越陽の描くエロ漫画である。元は恐らく読み切り扱いだったが、ヒロインの猫田猫羽が好評だったようで続編が出ている。
作品解説
猫フェス
男友達3人はAV鑑賞会をしようとして盛り上がっていたものの、女友達である猫田猫羽もAV鑑賞会だと知らぬまましつこく参加を希望する。
AV鑑賞会だということを伏せたまま猫羽をあきらめさせようと「パンツを脱ぐのがルールだ」と脱いで見せるも、なんと猫羽はためらいながらもそれに従い、気まずい空気の中AV鑑賞会が始まってしまう。
男たちは猫羽を意識してしまい、彼女の性的な魅力に気づいてしまう。猫羽のリアクションや肌がわずかに触れ合ってしまったことで男子の一人である保礼輝が理性を決壊。彼女が恥ずかしがりこそすれ嫌がることなく、「仲間はずれは良くない」と3人の男友達へ平等に身体を重ね、快楽を共有し合う。
兎フェス
猫羽から遊びの誘いを断られることが増えた従姉の宇佐美海砂(うさみうさ)が登場。コンドームを大量買いしにきた男たちが猫羽の名前を出したことで、きっと彼らが猫羽と友達で自分も遊びに混ぜてくれるかもと思い尾行する。
しかしまさかそのコンドームが猫羽と使われるとはまったく想像していなかったようで、友人のあられもない姿に困惑。覗いていたのがバレ、「猫ちゃん(猫羽)のママに言う」と発言したことで、男性陣と遊べなくなることを危惧した猫羽が(悪意ではなく)気持ちよさを共有して仲間に引き入れるため)宇佐美を襲うよう指示。
その後は宇佐美が社割で大量のコンドームを購入してくるなど良好な関係が続いている。
CATch me☆
猫羽回。
輝が猫羽から尾行されたり避けられたりし、問い詰めようと家へ押しかけると猫羽はきわどいメイド衣装を着ており……
ラビットトラップ
宇佐美回。
草野球児は宇佐美と親密な関係になっており、関係は良好であるものの、宇佐美にリードされっぱなしの球児は男として自分がリードする側になりたいと悩んでおり……
南国フェス
新キャラ女子「ドラちゃん(ドラコ・アンジェシカ・フェレーロ・ウサミ・タツノ・ドラゴン)」が登場。
性的な関係としては全員で楽しんでいるものの、輝×猫羽、球児×宇佐美でペアができてしまっていた中で残っていた知識学がその相手となる回。
登場人物
猫田猫羽(ねこた ねこは)
猫耳っぽい帽子をかぶった女の子。まわりからは猫羽、猫、猫ちゃんなどと呼ばれている。
寂しがりやであり、たとえパンツを男子の前で脱ぐことになっても男子会に参加したがった。それゆえに行為中もメンバーが疎外感を感じないよう、平等に振る舞う。
男子からの評価は「優しすぎる」「エロすぎる」
宇佐美海砂(うさみ うさ)
猫羽の従姉。猫羽がかまってくれずに暇を持て余していたところ、彼女たちの関係に気づき、巻き込まれて結局ノリノリになっている。
パーカーの帽子はうさみみっぽいが、作中ではあまり被っているシーンがない。
ドラちゃん(ドラコ・アンジェシカ・フェレーロ・ウサミ・タツノ・ドラゴン)
知識学が海中にメガネを落として溺れたところを救助した。性知識のなさと無自覚(?)な誘惑で学と関係を結び、学にめちゃくちゃ懐いた。
海外旅行中に偶然出会ったにも関わらず彼女も猫羽と宇佐美の従妹だった。外見は明らかにヒロイン二人より年上だが一番年下ということが判明し、意外な事実の衝撃で学のメガネが割れた。
保礼輝(ほれい てる)
男子その1。全員で仲良くえっちしているが、猫羽とは特に親しく実質恋人のような関係を気づいている。見た目は一般人だが海外にプライベートビーチを持つなど、実は超金持ちな模様。
名前の漢字がブレる。(余談参照)
草野球児(くさの きゅうじ)
男子その2。マッチョ。いつの間にか宇佐美と特に親しくなっており、実質恋人のような関係だが、宇佐美にリードされてばかりの自分に不甲斐なさを感じていたり、早漏だったり(その代わりに数が打てる)とやや繊細な面が見える。
知識学(ちしき まなぶ)
男子その3。メガネ。
影が薄いのか、溺れたことやその後にドラちゃんと仲良くしていた最中も他の男女も仲良ししていて、溺れたことにすら気づかれていなかった。
余談
保礼輝の名前は作中で表記揺れがあり、輝が照に変わる。変更や使い分けの意図が読み取れないため誤植と思われる。
猫フェスで最初に表示されるキャラネームは輝であり、しかし作中で猫羽が呼ぶ時は照。南国フェスではキャラネームが照になっており、猫羽と学はテルと呼んだ。
単行本「じゅんむす」では表紙キャラを猫羽(と宇佐美?)が飾っており人気の高さを伺わせる。しかし上記シリーズのうちで収録されているのは「猫フェス」と「兎フェス」のみであるため、シリーズのファンであれば単話販売をチェックすると吉。