cv:沢木郁也
黒の契約者
黒と同じチームに属する契約者。43歳。その姿は赤い首輪と通信機付きの鈴、耳に銀色で角形のタグを付けた黒猫として現れる。
普段は沈着でハードボイルドながらなかなか茶目っ気のある性格をしている。
任務中、黒とは行動を共にする事が多く、動物の特性を利して活動する。メシエコードは不明。能力は「動物への憑依」。
他の動物に憑依することもあり人語を話す事も出来るが、憑依し慣れた動物でないと上手く操れないらしい。
元来の体はすでに死亡しており、以来黒猫の体に憑依し続けている。
そのため契約対価は支払済となっている。記憶を肉体外部のサーバ上に持っている。
猫の脳では思考力が劣るため耳につけた端末を介しコンピューターによるバックアップを受けており(その為“組織”から離れることができない)、それに支障が生じると猫の本能が優って行動が制御できなくなる。
第24話にて、黒と共に“組織”から切り捨てられサーバーに接続できなくなったため「彼」は消え、ただの黒猫に戻った。
流星の双子
45歳。黒の契約者では黒猫の姿であったが、今作では能力により、蘇芳のペットのモモンガ・「ペーチャ」に憑依した。
前作の終盤にて消滅後、サーバーに保存されていた過去のバックアップ・データにより復活。
ペーチャに憑依して契約者同士の戦闘に巻き込まれた蘇芳を助ける。以後、黒、蘇芳、ジュライと行動を共にし、東京までの旅を続けた。
黒と同じくマダム・オレイユに雇われている。第10話にて人間の体を持っていた頃の過去が描かれ、本来、日本への留学経験がある中年男性であったことが明かされた。
“門”出現の数日前にも日本に滞在しており、偶然妊娠中の蘇芳、紫苑の母親・麻子に出会っている。
その後、契約者となり入った“組織”での任務でモスクワの大学に黒猫の姿で潜入。そこでも幼い蘇芳、紫苑を連れた麻子を見かける。
しかし“組織”内の抗争により爆破事件が発生。その蘇芳が死亡した事件に巻き込まれる形で彼は本来の肉体を失った。
雇い主であるオレイユとは過去深い関係であった模様。彼女が猫を指して呼んだ名は「リカルド」。
最終話では流星核を砕かれた蘇芳の元へ未咲と共に駆け付けようとして、「BK201」の星の復活を目の当たりとする。
同話エンドロールシーンではその後、ペーチャの姿で未咲達と共に「新しい“組織”」として行動している様子が描かれている。