企画目録
企画目録(R-18指定)
企画概要
正式名称:『獣の楼郭』
開催期間:2010年10月09日~2011年07月30日
獣人キャラクターによる男性同性愛描写(ケモホモ)をメインとしたR-18またはR-18G企画。
オリジナルキャラクターの「獣人」であれば参加可能。
キャラの容姿・名前・性格・服装などは「時代劇的な古式和風」に合わせること。
但し、下記のようなキャラは除外対象となっている。
・人間にケモノ耳や尻尾を付けただけの、いわゆるコスプレ的な容姿のキャラはNG。
・蛸のような軟体系や昆虫など、擬人化した際にクリーチャーとなるキャラはNG。
(蜥蜴・鰐・亀・竜などの爬虫類系や、鮫・鯱・鯨・海豚などの水棲系はOK)
舞台
江戸時代の日本を想起させる島国。その国における最大の遊郭『狗津原(クヅハラ)』。
獣人のみが住む町で、遊女と遊ぶ店『楼』の中でも、♂獣人ばかりを扱う人気の男娼店が三軒。
哮月楼・幻曄館・猩戯屋。
『三楼』と称される三軒の店で身体を売る者、店で働く者、遊びに来る客達の営みが、
この舞台を形作る。
哮月楼
基本的に正統派の路線を行く店。
容姿端麗なる者、逞しく雄々しい者、老獪熟達の者、愛らしさ湛える者など、
様々な獣夫を揃えており、一般的な客の要望になら全て応えられる。
また悪童と呼ばれる者や傷負い者などの「変わりダネ」も雇い入れており、
客を飽きさせない事には定評がある。
公式設定では無いが、通常の遊郭でも禁じられているのと同じように、
過度の流血を伴うような情事は禁じられている。
幻曄館
一言で表すなら、高級獣夫の店。
獣夫の傾向としては、可愛いどころ、綺麗どころ、そして珍しいどころが並ぶ。
料金が高く、並みの客では敷居も跨げないが、しかしその料金に見合うだけの
絶品をとり揃えており、財力ある者にとっては"華"の園。
但しその華は、可憐なものばかりとは限らず、毒持つ妖華もまた咲き誇る。
御禁制の品を扱っているとか、特別待遇客のみに扉を開く「秘密の催し」が
存在するなどの噂があるが、その真偽は明かされていない。
猩戯屋
幻曄館とは対照的に、安くて丈夫を売りにしている店。
獣夫の殆どは、訳ありの者、そして頑丈な者。
他の2店の獣夫が「床の接客」を基本としているのに対して、猩戯屋は「風変わりな」
獣夫を見世物のようにして客を楽しませるため、床入りの経験に乏しい獣夫も居る。
客の要望には、流血を含む大抵のことなら応じてくれるとあり、客の評判は高い。
一方で、加虐趣味を持つ粗野な客が荒々しく獣夫を扱う事も多いため、華奢な者や
幼い獣人は、客を取る立場よりも下働きに従事する傾向が強い。
キャラクター作成ルール
概要にも記したように、キャラクターは「和風」を基本とする。
キャラはそれぞれ役割を与えられ、それぞれに注意事項・制約が存在する。
①獣夫
この企画において主役となる役職。店で客に身体を売る仕事に就く。
『三楼』と呼ばれる三軒の店のどれかに所属している事が必須。
その場合は企画内にて『楼タグ』と称される、店名のタグを入れる事も必要。
(つまり、獣の楼郭、獣夫、そして『楼タグ』の3つが、入る事になる)
獣夫は、複数の店に同時に所属する事は出来ない。
また、♀獣人はこの役職に就く事ができない。
②働き手
舞台となる『三楼』において、客取り以外の仕事に従事する者。
具体的には、受付係・料理人・庶務・用心棒・医者など。
獣夫同様、『三楼』と呼ばれる三軒の店のどれかに所属している事が必須。
『楼タグ』を入れる事も必要。
(つまり、獣の楼郭、働き手、そして『楼タグ』の3つが、入る事になる)
この役職は♀獣人でも就く事ができる。
③楼客
獣夫を買いに来る者。
単体プロフィールに『楼タグ』を付けてはならない。
どこかの獣夫と絡む描写がある場合のみ、その獣夫が所属している『楼タグ』を
付ける事が必要となる。
④商人・一般人・武士など
客と同様、単体プロフィールに『楼タグ』を付けてはならない。
但し1つの店の専属商人などの場合は、投稿者の判断に任される。
例えば流れの用心棒で、作品ごとに楼を点々とする。といった
設定のキャラの作品を作る場合はその作品時点で所属している
『楼タグ』を付ける。
⑤楼具
獣の楼郭で使われる道具に付けるタグ。
但し、投稿している者はまだいない。
使い方としては、例えば幻曄館でのみ扱っている珍しい獣人用の淫具を
投稿する場合、「幻曄館」と「楼具」のタグを付ける事になる。
他のキャラと競演時のルール
この企画内で投稿されたキャラは「描いてもいいのよ」系のタグを承認したものと
みなされる。
但し、いくつかのルールは守る必要がある。
①店の違う獣夫同士の情事
基本的に禁止。
舞台となる遊郭のルールは、実際の遊郭に準じるものとされる。
その為、獣夫は滅多な事では外出そのものが許されず、また他店へ「客」として
足を運ぶというのはあり得ない。
但しストーリー上の例外が設けられた場合は、この限りではない。
主要イベント壱ノ宴『三楼見世会始』(2010/10/26時イベント終了)
がその雛形であり、三楼共同開催の催しとして、他店の獣夫同士が
絡む事が許可されたこのイベント内では、店の枠を超えて
獣夫同士が絡む事が出来る。
②店の中での獣夫同士の情事
扱い方に注意が必要ですが、不可能ではない。
基本的に、実際の遊郭で禁じられていた
心中・枕荒らし・足抜け・廓内での密通・阿片喫引 などは
当企画の三楼内にも適用されるので、当然禁止となる。
ただし、このあたりはリアルを追求し過ぎて身動きの取れないものにならないよう
ある程度の節度とアバウトさをもって作品を作ってください。
金払いの良い客が、複数の獣夫を買い漁り乱交に及び、男衆が客の求めに応じて1人の獣夫を
輪姦するなどの展開は、企画の性質上むしろ歓迎。
獣夫同士の色恋沙汰を描く場合などは、そのキャラが本当にそんな真似をするのか?
などの意見が出たりもするので注意が必要。
「仲良くなる」程度なら問題ないだろうが、「頻繁に身体を重ねる」ようにまでなると
遊郭としてのルールに抵触する事となる為、敢えてその題材でストーリーを作るなら
『床技向上の為に、先輩獣夫に教えを請う』などの言い訳を用意する必要がある。
迷った時は、そのキャラクターの投稿者や、企画主に事前に相談する方が良い。
③企画内イベントの作成
自由に作成して頂いてかまいません。
基本的に大勢が楽しめるイベントであれば問題は無い。
例えば、店の中で宴会を開き、『王様ゲーム的なノリの余興で普段絡まないキャラ同士を
強制的にくっつかせる絵を描こう』などと呼び掛けるなど。
但し、誰のキャラと誰のキャラが駆け落ち・足抜けして遊郭から姿を消した、など、
勝手に他人のキャラが居なくなるようなイベントを発生させるのは考え物。
死去・手足の損失・重い病気に掛かるなども、同様に非推奨。
どうしてもそういうのが描きたい場合は、パラレル作品として作成される事を勧めます。
企画内イベント
■主要イベント壱ノ宴『三楼見世会始』
■主要イベント弐ノ宴『馴染みの客』
■主要イベント参ノ宴『白羽の矢』