甘利(ジョーカー・ゲーム)
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あまり
甘利とは、柳広司著の小説およびアニメ「ジョーカー・ゲーム」に登場するキャラクターである。
「お芝居は終わりです」
CV:森川智之
結城中佐が立ち上げたスパイ養成所『D機関』第1機関生に選ばれた8人の中の一人。
神永とともに機関員のなかでは最年長。性格も社交的で面倒見がよく、機関員たちの兄貴分的な存在。
自由人の気質を持ち、細かいことにこだわらない。また女性の扱いに慣れている────公式サイトより
メイン回では、英国諜報機関員であるルイス・マクラウドの身柄を拘束すべく「内海脩」の名で豪華客船に乗りこむが、その船にはもう一人マクラウドを狙う者が乗っており、犯人のあぶり出しのため「ある策」を興じる。飄々とした性格ながら相手の些細な仕草や言動を細かく観察しており、そこから判じて『相手が自分にとって一番得策だと思っている方法』まで巧みに誘導させる。
さらに子煩悩な一面も見せている。
なお、『甘利』タグだけだと他作品のキャラも引っかかってしまうため、検索また投稿時は「ジョーカー・ゲーム」タグ、または本タグを使用することを奨励する。
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【前作と共にブクマ・評価など本当にありがとうございます!】 ※《甘エマ親子の話なので、歴史背景ぽっい事を書いておきながら大雑把に纏めてます。D機関以外に、陸軍中野学校の中佐や少将など優秀な諜報員はいなかった想定で書いてます。》 何番煎じか分からない今更な甘エマ親子。 一度は書いておきたかったネタなんです。 甘利が開戦ぎりぎりまでハワイにいたら、大変そうだなぁな妄想。 田崎なのは、あの時点で任務入って無さそうなのが田崎しか浮かばなかっただけです。 波多野は欧州か日本での任務入ってそうだなぁと。 時系列的に訓練生時代以外、どんな話書いても三好が出て来れない切なさ……。9,116文字pixiv小説作品甘利とエマと可愛いイタズラ
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帰国、それから
原作・アニメの「ケルベロス」「ダブルクロス(XX)」のネタバレありです。 甘利のアフターストーリーを考えてみました。 内海としてそのままハワイで生活するというのは、あまり納得が行かなくて。 内海の名も経歴も、D機関から与えられたカバーであり、旅券とかの公的書類だってそうなわけで。 少なくとも、一旦、これらを返上するという手続きは必要だったんじゃないかなと。 でないと、すぐに調べられて、陸軍からの逃亡者手配されるんじゃなかろうか。 甘利の性格からしても、結城への仁義は切るだろうし。 いずれにせよ朱鷺丸から「そのままバックレる」ということは無かったのかと思います。 ので、一旦結城へ退職願いを出しに行く甘利を書いてみました。 === 以下、「ケルベロス」についての、個人的見解をば。 「柩」は、スパイとして生き、スパイとして死んだ男の物語。 「XX」は、スパイとして生きようとして、それができなかった男の物語。 アニメのラスト2話のこの順は、三好と小田切の生き方の対比としても、またアニメ全体の展開としても、実に見事と言えるでしょう。 他方で、甘利の物語である「ケルベロス」。甘利の選択は、この2人のいずれでもない。 原作では、「2人と1匹」が、甘利とエマ、フラテであることが読み取れます。 甘利も、スパイとして生きることを辞めた人間であることは間違いないでしょう。 でも、スパイを辞めたのは、小田切のように、「とらわれない」ことを拒否したからでもありません。 ――謎は解かれた、さあ、お前はどうする? ――どんな犠牲を払ってでも、謎を解く。 ――彼が、解いた謎について責任を取るつもりであることも。 甘利のこれらの思考について、深掘りをしてみます。 「死ぬな。殺すな。とらわれるな。」 D機関での教えはこの3つですが、ジョーカー・ゲームという作品には、これらだけでは表せない、D機関、結城中佐のもう一つの思想があるのではないでしょうか。 D機関は、ご存知のとおり、陸軍中野学校をモデルにはしているものの、現代から描かれたフィクションの組織であり、結城中佐の教えも、ある意味現代的な発想がぽーんとタイムスリップして作られたものと言えるでしょう。 「死ぬな、殺すな」は、第一に、スパイとして活動するための超合理的な発想として登場します。これが本来の理解でしょう。 他方で、私たちは、「自分の命も、人の命も、安易に奪ってはならない」という現代的な視点からも、この教えを評価・肯定しているのではないでしょうか。 「魔都」の上海ほどではなかったでしょうが、昭和初期、人の命は、今の価値観からすると、あまりに軽い物だったのではないでしょうか。当時、結城中佐の考え方は非常に異端とされていましたが、「死ぬな」「殺すな」は合理的観点からも、また現代的価値観であればこそ、「真っ当」と評価されるものであり、結城中佐は、「おかしい」世の中(陸軍)で唯一、真っ当な思想を持って世の中を見ていたことを描いているところに、ジョーカー・ゲームの魅力があると、私は考えます。 甘利は、謎を解いた責任として、シンシアの命と、自分のスパイとしての人生を犠牲にし、エマという命を引き受けます。 そこにあるのは、人の命の重さへの理解であり、「死ぬな、殺すな」の思想の根源とも言えます。 これは、結城中佐が「追跡」でアーロン・プライスを妻の許へ返したところにも通ずるところがあります。 甘利の生き方は、「死ぬな、殺すな」のうちの後者の面で、この教えを体現しているのではないでしょうか。 アニメでの「2人と1匹」の解釈は、原作ほど一意に定まらず、ダブルミーニングになっています。 アジア・エクスプレスのように、D機関がシンシアを引き取り、2重スパイとして育て上げるという意味にも解釈できます(2人=母娘と1匹)。 甘利の生き方は、D機関の教えの第3の解釈を生きた人間として、描くこともできたのかなと。 とはいえ、アニメの柩・XXの構成は見事だったので、これはこれで、いいのかなと思います。 以上、こうやって、色んなふうに考えて、サイドストーリーを考えていくのも楽しいですね。 適宜、コメントくださるとうれしいです。5,288文字pixiv小説作品 - 魔術師と呼ばれた魔王には孫がいました
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