生天目つかさ
なばためつかさ
「命を燃やし尽くし、血を流し尽くし、戦いの中で死ねるなら本望だ。」
『グリモア~私立グリモワール魔法学園~』の登場人物。
一人称は「私」。闘争に命を賭ける正真正銘のバーサーカー。戦うこと以外に全く興味がない。強い相手を求めてふらりと学園からいなくなり、魔物を討伐して戻ってくるのが日常。武田虎千代とタイマンで張り合える数少ない人物で、格闘においては彼女を上回る強さを誇る。
常に戦いの場に身を置き、強いものを求めて学園を飛び出して一人魔物退治を行うスーパー問題児。授業をすっぽかして戦闘に行ってしまうほどで、風紀委員からはその素行の悪さから厳重注意を受けていた。
人当たりは基本悪い。武田虎千代や服部梓など実力者を目にすると追いかけまわしても戦闘を吹っ掛ける。相手がたとえ最強の魔法使いだろうと敬語すら使わなず殴りかかる。真性の戦闘狂である。転校生が転校時には珍しい体質であることが噂で流れてきた際に、実力者であると勘違いし追いかけまわしていた。
その性格もあってか魔法使いとしての実力は他の学園生を軽く超越しており、後の活躍を鑑みても始祖十家並の強さとまで言われている。生徒会長の虎千代も互角以上に渡り合い、忍者である梓の隠密行動や逃げ足にも追いつく。一対一の真剣勝負であれば学園内最強の強さを誇る。それに決して脳筋などでもなく、レイドイベント「伊賀炎上」では魔物の不可解な行動に気づいたり、神宮寺樹の腕だけが残されていた状況を見て殺されていないと理論的に断言していたりと、頭もキれ、感も鋭い。(最も授業に出ていないので成績は良くないと思われる)
学園外でクエストを受けずに魔物と戦いに行き、ぼろぼろになって帰ってくることも少なくなく、その際は椎名ゆかりが世話をしている。また、一般人でありながら南半球で生き残ってきたヤヨイ・ロカにも強い興味を示している。
態度は冷たいが冷酷無情ではなく、戦うことを条件にすれば特に恥じらいも無くコスプレもする。
鯨沈
強化魔法という自身の身体能力を向上させる魔法を重ね掛けする技。この状態のつかさは精鋭部隊が束になっても勝てないとされる。しかしこの方法は体に相当な負荷がかかるため完全なリミッター外しである。彼女の受けた怪我のほとんどはこの技による反動ダメージである。
常に戦いに身を投じているためか鯨沈の力も手伝って学園内でも屈指の強さを誇るが、あまりに強すぎてネタにされることもしばしばある。具体的には
- 月宮沙那という実力者がいながら苦戦していたJGJのデクの大軍相手に単騎で無双する。
- 沖縄防衛戦の際、生徒会や風紀委員などがグループごとに固まって区画を防衛している傍ら、たった一人で那覇空港を防衛する。(一応梓の援護が多少あったとはいえほとんど一人で)
- 強化魔法の十二回重ね掛けを行い、特殊フィールドを破壊、ジェイソンの骨を折る。
- その強化魔法の反動により一週間は目を覚まさないといわれていたが、三日で起きる。
- 常に一緒にいる人の名前すらすぐに忘れてしまうリゼットに名前を認知され、しかも警戒される。
- 三か月ろくに物を食べずに生活し生還する。(空腹と栄養失調には見舞われていたが、言葉をすらすら喋れる程度には元気)
- ムサシを足止めする。
…等々。
おおよそ一人の少女とは思えない活躍っぷりを見せた。彼女が関わった戦闘では大なり小なり絶対に成果をのこすほどであり、特に新章からの展開は彼女がいなければ失敗していた可能性が高い。もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな。
そのため、知力と策略に長けた遊佐鳴子とは双璧をなす存在として扱われることも。
卒業後に魔物が闊歩する南半球へと渡ったことが判明しており、その後消息不明となっていたが、レイドイベント「風飛の丘に花は散り 巨星、墜つ」にて初登場。裏世界の大垣峰という、タイコンデロガが最弱という極限空間にてゲートまでの道を裏の虎千代の二人のみで進行した。この際すでに体に霧が浸食しており元々強かったつかさがさらに強くなっていた。
彼女がここに来た目的は武田虎千代を殺すためであった。バトルジャンキーであった両者は互いの命を懸けて決闘することを望んでいたためである。ゲートを二人がかりで閉じ、今にも魔物になり果てようとしている虎千代と最期の戦いを繰り広げ、つかさは勝利した。一部始終を見届けた表の面々を送り返したつかさは、魔物となる前に、自身の命を絶つのだった。
「虎千代...」
「まだ、逃がさんぞ...あの世でもう一戦だ。」
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