概要
ファイアーエムブレムシリーズ最後のGBA作品『聖魔の光石』の主人公の一人であり、FEでは3人目の女主人公であるエイリークの花嫁バージョンとでも言うべき姿。
『ファイアーエムブレム 覚醒』の有料DLCの一つである「異伝 紅対蒼 蒼炎編」に登場し、花嫁という名に違わず白いウェディングドレスに身を包んでいる。イラストはDaisuke Izuka。
クラスは今回初登場となる「花嫁」で、後述するDLCアイテムにより女性ユニットのみ兵種変更できる。
エイリーク曰く、結婚式の途中という訳ではなく、どうやら手に入れた秘宝(恐らく後述の「花嫁のブーケ」の事)の力で、突然この姿になってしまったらしい。
けど本人としては綺麗なドレスを着れてまんざらでもない様子。
マップをクリアすると、彼女を仲間にできるのと同時にクラス「花嫁」になれる「花嫁のブーケ」が手に入る。ある意味花嫁衣裳争奪戦である。
そしてDLCマップは繰り返しプレイする事ができるので、花嫁のブーケを何個も入手して、軍の女性キャラを全員花嫁姿にしてしまう事も可能である。
ちなみにクラス「花嫁」の使える武器は槍、弓、杖の三種類。
本来エイリークはレイピア(=剣)を得意としており、『覚醒』の中でも「エイリークの疾剣」という、かつて彼女が使っていたとされる剣が存在するのだが、この「花嫁」エイリークは、転職しない限りそれを使えないなんとも微妙な状況になってしまっている。
ただしエイリークの武術は槍使いである兄エフラムから教えてもらっているので、
槍を使うことに関しては全くの設定無視とも言い切れない。
ユニット性能としてはグレートナイト以外で三種類の武器を使い分けられるユニットであり、近接・間接・支援と様々な状況に対応できる。
パラメータ上限はどれも40近くまで伸びる平均型で、似たようなポジションのファルコンナイトと比べると突出したパラメータは無いが安定して扱える。
スキルはLv.1で応援「愛の叫び」(3マス以内の味方全能力+2、移動+1)、Lv.15で絆(ターン開始時3マス以内の味方がHP10回復)を習得する。
前者は神軍師の覚えられる七色の叫びと比べると弱い(但し移動+1は七色の叫びにはない)ものの、転職時点で最初から使えることと、七色の叫びを習得出来るキャラクターが限られている(ルフレとマークと結婚相手の子どものみ)ことから強力な選択肢である。
後者を習得する頃にはHP10は若干微妙かも知れないが、前者のスキルと相俟って二軍を育てる上では有用かもしれない。