病気かどうかは意外と気持ちの持ち方によっても変わってくる、という意味のことわざ。
要は、たとえ病気であってもそれで塞ぎ込んだりして生活に支障が生じなければ、ある意味それは健康であるのと変わらないということである。
実際、精神的なものに関しては認識を変えれば治ってしまったりもする。
ただし、病原体の感染によるものなど、気持ちの持ちようでは治らない病気もあるため、精神論一辺倒で病気を何とかできると考えるのも間違いである。
もちろん『病気は治る』という気持ちを持ちながら、具体的な行動に移すことも大切である。
部屋をこまめに綺麗にする・歯を磨き口の中を清潔にする・しっかりと睡眠をとる等…。
マスクをする・うがいをする・手洗いをする・消毒するといった『予防策』も大切になる。
イメージ療法
重度の脳腫瘍を患った少年が、その少年はSFが好きだったため、自分が宇宙船の戦闘機乗りになって、侵略者の脳腫瘍を白血球ビームでやっつけるという、シューティングゲームのイメージをした。
それを続けていくうちに、敵が全く出てこなくなり、後日脳をCTスキャンすると、腫瘍が消えていた。という話がある。
カール・サイモントン博士考案の、合宿を行いながら『自分の免疫力が病を治す』というイメージを高めてゆく、サイモントン療法というプログラムもある。