「ダヴィンチはどこだ…」
概要(ネタバレ注意)
初登場は40話。突如姿を消したピカソとスジャータを探し、チャンドラカンパニー本社を訪れたチャップリン、ファーブル、センゴ。しかし本社はテロリストの襲撃を受けている真っ最中で半壊状態にあり、TV局や消防隊、警察まで駆けつける事態に発展していた。鳴り止まない激しい爆音の中、人々は恐怖と混乱に包まれる。
そんな中、ついにTVカメラがテロリストの姿を捉える。
そこに映っていたのは…
鬼気迫る表情を浮かべる、変わり果てたピカソの姿だった。
人物
茶髪は白く変色し、真ん中分けだった髪型は乱れ、無造作に前髪が下ろされている。さらに目は血走り、口数は少なくほぼ無表情。以前と比べると別人のような変化を遂げており、彼に好意を寄せるファーブルすらも戸惑った表情を浮かべていた。
さらに主の心情の変化が影響してか、彼のアートマンであるゲルニカも全身が黒く変化している。
制服のシャツの上からマントをまとい、一部の刃が折れた「勇気の剣」を携えている。
ダヴィンチへの憎しみだけで行動しており、それ以外のものには基本的に興味を示さない。しかし敵意を向けてくる相手に対しては、顔面に剣を振り下ろすなど非常に容赦が無い。
唯一、漆原シエナには反応を示し数秒動きを止めるも、その後は彼女の言葉すら「黙れ」と制止、駆けつけた仲間の言葉にも全く耳を貸さず、ひたすら眼前の敵への殺意を剥き出しにしていた。
戦闘力は非常に高く、チャンドラの幹部達を一人で一網打尽にし、敵アートマンに操られたゲルニカからの不意打ち攻撃も瞬時に破壊。社長のアートマン(実際は複製だったが)を容易く突破してみせた。