CV:伊崎寿克
概要
テレビアニメ『シスタープリンセス』(2001年放送)のキャラクター。
主人公・海神航の中学時代の学友であり、真ん中分けの髪型に眼鏡と、当時の航とそっくりな容姿(違いは、髪の色くらい)。
航や山神燦緒とともに進学塾・ビクトリー塾の塾生であり、ともに進学校・美駆鳥居高校を受験。
不合格になり肩を落とす航を尻目に、ラグビー部員の在校生っぽい集団に胴上げされていた。
その後、終盤にて再登場するが、美駆鳥居高校に編入するという航に対し「そうか、良かったな」と笑顔もなしに告げて去っていった。
燦緒の正体と同じく冷徹かつ嫌味な性格で、不合格になった航に対して笑顔で「航君、残念だったね。ビクトリー塾ナンバー2の僕が合格なのに、ナンバー1の君が落ちるなんて!」と言い放ったり、先述の通り同じ高校に来ることになるであろう航にそっけなかったりと、とことん冷たく、表向きは善人を装っていた燦緒とは好対照である。
受験の結果発表直前の航と口調も言動も同じことを考えると、「妹たちに会わずに、そのまま東京で暮らしていた航の姿」と解釈することもできる。
2人の苗字が似ている(「みなかみ」と「みない」)のも、その解釈を補っていると言えよう。
出番としては先述の航との短い再会が最後であり、その後の彼の動向は杳として知れない。
航は結局高校に編入せず、燦緒も美駆鳥居高校を去った中、彼は彼の信じる勝ち組人生を進み続けているのかもしれない。