概要
2015年1月開催。
「砂神の巫女」で登場したサラとボレミアの後日談にあたるストーリー。
あらすじ
以前、サブル島に水害を引き起こす星晶獣マナウィダンを命懸けで封印した砂神の巫女サラ。
ルリアの協力により一命を取り留めた彼女は自由の身となり、護衛のボレミアと共に旅に出た。
だが旅の中でサラは体調を崩し、療養のためサブル島に戻ったものの病状は悪化の一途を辿る。加えて、代々の巫女達と違い封印を成しながらも生き残ったサラは、サブル島の人々に気味悪がられていた。その悪意を受け、彼女は心身共に疲弊していく。
そんな中、サブル島には謎の黒い魔物達による被害が多発。サラの治療費のため黒い魔物達の討伐に向かうボレミアに、見舞いに訪れた主人公達も力を貸すことにするのだった。
(公式から引用)
このストーリー限定のSSR武器「ブランウェンハープ」、召喚石「ブランウェン」を入手できる。
現在はサイドストーリーでプレイ可能。
登場キャラ
前・砂神の巫女。本来マナウィダンを封印する代わりに死亡するはずだったが、ルリアの努力によって一命を取り留めた。それが仇となってサブル島の人々に気味悪がられ、心身ともに疲弊していく。
サラの護衛。体調を崩したサラに付き添い、彼女の治療のために一旦サブル島に戻ったが、島の人々の態度に激昂する。
- ウマル(CV:山岸治雄):神官長。
雨神の洞窟に棲む星晶獣の一体。常に涙を流しており、手に持っている大釜から溢れたものは魔物となる。目、足がなく、代わりに目と足の図案が描かれた箱が置かれている。
関連タグ
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此処から先はストーリー内容に関する重大なネタバレがあります。
評判
実はグラブル初期からきっての内容があまりにも悪すぎる事を誇るストーリーである。主に以下の原因がある。
サラの扱い
砂神の巫女として尊敬され続けていたサラだが、元々はマナウィダンを封印すると同時に死ぬ定めだった。ルリアがマナウィダンとグラフォスの力を削いたおかげでサラがなんとか生き残ることに成功したものの、サブル島の巫女は基本封印を行うと死ぬ定めにあり、生き残ったサラは一転して忌み子として嫌われてしまう。今まで守ってきた人々に嫌われ、悪口をぶつけられ、そんな仕打ちは9歳の子にはあまりにも重すぎる。実際チャレンジクエスト「もう、我慢は止めるの……」では暴走して島を沈めようとするサラとの戦闘となっている。
ブランウェンの背景考察
シナリオ内では悲しみの魔物として描写されたブランウェンだが、ブランウェンの正体は歴代砂神の巫女の成れの果てであると考察されている。
ブランウェンに目と口と足がない=巫女が逃げないようにする事(もしくはグラフォスの力をさらに引き出させる事)、グラフォスの力を受け取れる事=砂神の巫女だった事の可能性が極めて高い。SSR版サラのサポートアビリティ(背水:HPが少なければ少ないほど攻撃力が上昇する)も考えると、砂神の巫女は力を引き出せる(と逃げさせない)為に目と足が切除された状態でマナウィダンへの生贄にされたというあまりにも残酷な事になる。口に関してはまだ風習になってない頃で巫女が助けを呼ばせないように口を縫い合わせるという事か(変身後のブランウェンには大きな口があるが、辺りに血が付いていた=普段は口が縫い合わせていたから変身しないと開けない)。
ブランウェンの声を担当する久野美咲さんの演技もあって、戦闘を進むと悲痛になっていく叫び声は心に刺さってしまう。
サブル島の人々の態度
サラの項にも記述したが、サブル島の人々のサラに対する態度があまりにも悪かった。
使用人は裏でサラの嫌味を言い、村の人々もサラが自分達の村を黒い魔物から守ったにもかかわらず彼女の事を忌み子と呼び、結局サラの精神をズタボロにしてしまい、ブランウェンと同調する程にまで追い詰めた。護衛兵ユスフを始めとするサラを嫌がらない人もいるが、それでもサブル島の人々の悪印象が拭えない。
以上の事もあってか、3周年後でこのストーリーがサイドストーリー入りした後、例の事件もあってサブル島は沈めとかつての元凶に島沈めを実行させようとする騎空士が多発したとか。
更に2019年、9月16日には新たに光属性SSRのサラが実装された。フェイトエピソードは「砂縛の涙、ひとしずく」の後日談に当たるのだが、島民同士が派閥争いをしている状態であり、あろうことか島を出たサラとボレミアを「余所者」扱いし島から追い出そうとする等、悪い意味で全く変わっていなかった・・・。
このフェイトエピソードを見た騎空士達は「やはりサブル島は沈め!!」と強く思い、同時に実装されたとある星の獣に「サブル島を叩き割れ!!」と命令する騎空士が現れたとか。