概要
BATTLE OF CHAOSで登場した闇属性・天使族のチューナーモンスター。
カードテキスト
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分の墓地から「創造の代行者 ヴィーナス」1体を除外して発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):500の倍数のLPを払い、払った500LPにつき1体、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「神聖なる球体」を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
解説
代行者に属する天使族モンスターの1体。神聖なる球体を特殊召喚する効果を持つ。
ただし創造の代行者ヴィーナスと場所が異なり墓地、除外状態から神聖なる球体を特殊召喚できる。一度元のヴィーナスを出しているのなら大概の場合、球体もフィールドから墓地へまたは除外されているはずである。なので効果を使ってしまえばリンク2~4召喚やエクシーズ召喚が可能だろう。
ここまでなら元のヴィーナスと同じだがこちらはチューナーモンスターである。それにより5、7、9のシンクロ召喚という選択肢もある為、召喚の幅は元よりさらに広がっている。
効果で召喚した球体は場を離れた時、デッキボトムに行ってしまうが2枚目以降の創造の代行者ヴィーナスのサポートになると考えればメリットである。
さらに代行者ということで親玉のマスターフレア・ヒュペリオンによってコピー可能。元のヴィーナスともども大量展開が行える。
また、(1)の効果で元のヴィーナスを除外しなければならないがこのカードを特殊召喚できる。球体に頼らずとも展開をする事は可能と柔軟な性能をしている。
注意点は(1)と(2)の効果はいずれか1つしか使用できない点で自身を特殊召喚して球体も呼ぶ事はできない。
もう一つはいずれの効果も1度でも元の創造の代行者ヴィーナスを使わなければ高確率で腐る事。両者ともに天空の聖域に関する効果を持たないため天空の聖水でサーチできないことには注意。
あとは、両者ともどもLPを湯水のように使うのでLP管理には気を配ろう。
このカードは「光天のマハー・ヴァイロ」から続く古参リメイクとしてカウントされないようだ。