説明
みらくる☆氏のオリジナルキャラクター。先生編で登場した、新たなヒロイン候補の一人。
絹枝との出会いと、ちょっとした変化が起きた頃に、ある日大学でノートを見せてもらうため、勇気を持って話しかけたことでがきっかけで出会った新たな女性。主人公に惹かれていて、知らずのうちに好きになっていく。しかし、彼女を駅で送る様子は先生によって全て見られているのであった。
自身のサークルがカップルばかりなので、雰囲気についていけず少し愁傷ぎみ。
親戚が農家であり、料理の腕もお手の物で主人公に引けを取らない。身長は150センチ前後だが、氏の描くヒロインの中で一番絶壁である。実は絹枝よりも小さい。
対決、そして――
ある日、主人公の家に送った野菜の忘れた分を届けるために、めぐみは主人公のアパートを訪ねる。偶然か悪戯か、そこに舞子が立っていた。主人公に片思いの女性がいることは知っていた。めぐみも主人公が好きなことに嘘はなく、あえて舞子に対して挑発的な態度に出て口論を仕掛けたのだが、当初、心に闇を抱えていた舞子は挑発に答えず、さらりと流されてしまう。この件で彼女は、主人公に好かれようと強引な手段に出てしまったのである。
大学の夏休み、テスト勉強を兼ねて図書室で主人公と再開する。そこで、彼女は遊園地に行かないかとデートに誘う。
しかし、主人公はすでに舞子のことが好きになっていた。その気持ちに改めて気づかされた想いを、好きな人を裏切ることは出来ないと、きっぱり誘いを断られてしまう。その敗因は先生と比べて、彼女はごく普通の女子大生であり、しかも趣味や話題が合わなかったからだった…。
先生と必死に恋の争奪戦を繰り広げていた彼女だったが、実際はスタートラインにすら立てておらず、悔しい失恋を経験してしまう。
親友
ついに先生の秘密を知ってしまった主人公。変な気を起こさないか心配で気が気でなかったため、一睡もできず体調は最悪。そんな危機に現れたのがめぐみだった。そこで彼女は一人の親友として、主人公を罵倒した学生を思い切りにらみつけ、家まで送って料理まで作ってくれた。先生とも和解して、物語からフェードアウトする。
先生が無視するような態度をとってしまったのは、顔や表情が香子と似ていたかららしい。
その後、先生恋人編でも終盤のピンチに愛車と共に再登場。山とか海の写真が好きでドライブが趣味であることや、舞子が弟の学校の先生で、弟の友人のバイトの許可を特別に出したことが明かされる。かつての未練は無く、主人公を晴れやかに交渉の場へと連れて行った。
恵み
真奈美編が無事完結した後、水着編のヒロインの座を巡る事実上の人気投票が行われた。
普通属性、貧乳と今まで攻略してきたヒロインとは相反する彼女では、予想でも大穴として見られていた。だが、その不遇さが逆に反転して投票では大好評を博す。それもあと3票で勝利というところまで迫り、天の恵みを得た彼女はギリギリの勝負を演じた。本編では絶対に勝てないと諦めることになってしまった、メインヒロインの舞子先生に、サブヒロインが本気と意地を見せて勝利した瞬間である。
それは、『氏の描くヒロインに、いらない子は一人もいない。』と言うファンの声が団結して、彼女の存在感を数字によって強く示した形となった。