日本海の島根県沖に存在するリアンクール岩礁(日本名:竹島、韓国名:独島)をめぐる問題。
日本が敗戦に伴い、いわゆる大東亜戦争において獲得した領土の放棄、及び韓国(朝鮮)併合の撤廃を求められたことに端を発する領土問題。
韓国は独立に伴い日本が放棄すべき領土に韓国固有の領土と主張する独島(竹島)を含めるべきと主張したが、米国から発布されたいわゆる「ラスク書簡」により竹島は日本固有の領土であり、朝鮮の領土であった歴史的事実はないと韓国の領有を完全に否定される。
この書簡を受けても韓国政府は引き下がらず、初代大統領李承晩は国際慣行を無視していわゆる「李承晩ライン」と呼ばれる韓国に都合のいい海洋境界線を一方的に設定し、竹島をその範囲に入れてしまった。
李承晩ラインを根拠に韓国は竹島周辺で操業する日本の漁民を一方的に銃撃などの直接的な武力を用いてほとんど拉致に近い形で拿捕・抑留し(ちなみにこの過程で漁民に数十名の死傷者も出ている)、最終的に韓国の警察官や右翼有志などで構成された人員で竹島に乗り込み不法に占拠を始めてしまった。
日本側は竹島は米国にも承認された日本固有の領土であり韓国によって不法に占拠されていると主張を続けているが、対する韓国サイドは独島(竹島)には領土問題は存在しないと主張して国際裁判による審判を拒否し続けており、2015年末当時になって以降、朴槿恵発言に対抗する進歩系を始めとした勢力が現在も、選挙運動に利用しているのが現状である。
このため、海外ではこの島の事をより知名度の高いリアンクール岩礁と呼ぶことが多い。
また騒動回避の為に、この島に言及する際中立性を求めてリアンクール岩礁と呼ぶ人もいる。