以下、本編のネタバレが含まれるので閲覧にはご注意ください
概要
スケット団の一人・スイッチの弟。学年は1つ下(作中登場時は中学3年生)。故人。
初登場話は第42話「スイッチ・オフ前篇」(第41話のラストでも少しだけ出てる)
短髪の丸顔に角渕眼鏡と現在のスイッチの風貌と同じである。スイッチのあだ名の由来は「笛吹っち」から取ったものである。
兄と同様、山内沙羽とは幼馴染である。開盟学園を受験しようとしていた。
兄以上にパソコン技術や科学的分野、種々の雑学に精通し、天才ぶりを発揮しており、そのことで和義が想いを寄せる沙羽からも構われることが多く、和義から嫉妬心を抱かれていた。
中学3年生(2008年)の初夏、当時ストーカー被害に困っていた沙羽の護衛として外出した折、和義の嫉妬心からの嘘を原因として、沙羽の友人である平井雪乃に刺殺される。
その後、和義は自責の念から引き籠りになってしまい、沙羽は別の街に引っ越してしまう。
それから和義は弟の存在を消さないためとして、長髪裸眼だった容姿を現在の容姿に変え、正文の死の遠因になった嘘を発した自分の口で喋るのをやめ、正文の遺した音声合成ソフト(アニメでは自分の声をサンプリングして加えていた)を使って喋るようになった。こうして和義は「スイッチ」になった。
余談
作者曰く「批判覚悟で描いた」、当時の担当からも「想像の5倍以上暗かった」と言われたほどの鬱回で、普段の作風からは想像もできないほど凄惨で陰鬱なエピソードは読者や視聴者に大きなトラウマを植え付けていった。