『Alternative Rap Battle』へ参加する各ディビジョンごとのストーリーが展開されており、「どついたれ本舗」は2nd seasonから登場する。「どついたれ本舗」の三人が合流しているのが見られるのは3章4節3話と、他のチームと比べるとかなり遅い。しかし、ここでは簓のお笑いライブを見て「そーだなぁ……面白かったぜ」「最初のダジャレ以外は、な！」と簓をからかうように言う零を見ることができる。

イベントシナリオ

Break into!前編〜どついたれ本舗〜

「どついたれ本舗」の三人がバーで4時間飲んでいるシーンがあるが、簓と零が同じテンションで飲み続けていることがわかる。楽曲「なにわ☆パラダイ酒」では完全に酔っ払っている盧笙、ほろ酔いテンションの簓、素面の零、といった様子だったが、簓と零の酒の強さは同程度なのかもしれない。

炎節の連射花火〜祭りと花火と怪しい影〜後編〜

祭り会場にて、盧笙が買った食べ物を勝手に食べる簓と零。二人で仲良く咀嚼し、「オオサカには勝てない」と語る。「aikata back again」の初対面時の緊張感が漂う雰囲気とはどこへやら。あまりにも息が合いすぎている。

このシナリオ内で零は簓と盧笙に「連絡もせずにこうして出会っちまうなんて、俺らは運命に導かれたチームなんだな（笑）！」と語り、簓に「せやなぁ（笑）！」と返されている。いかにも冗談という口調だが、この祭りが東都で開催されているという事実を考えると、運命と言ってしまっても過言ではない。その後は二人で仲良く盧笙に自分たちと同じ法被を着せている。

盧笙「ていうか、なんでおのれら2人おんなじかっこしとんねん……」

零「これか？今回花火のデザインを担当したデザイナーが、スタッフ用にデザインした法被らしいんだわ」

簓「だわ〜」

簓「こんで3人お揃いやな〜」

零「やな〜」

息が合いすぎである。

北へ往く隧道抜けて六花～ニイガタの空花の散るらむ～

雪合戦の大会「チキチキスノーバトル」に出ることになった簓が、盧笙と零を誘う。だが盧笙が仕事のため、二人でニイガタに向かうこととなる。「金は早く天下に回さないといけない」などのセリフから、金銭感覚も同程度であることが判明した。盧笙からは「お前らの金銭感覚バグっとるな……」とツッコミを入れられていた。

そしてニイガタについた簓と零は旅館の同室でお茶を飲む。この際、零がお茶を淹れてあげているのだが、

「茶〜渋くてうまいなぁ〜」

「今度から茶ぁは零に淹れてもらうことにするわ〜」

というあまりにも信頼度が高いセリフが簓から飛び出す。なおこれに対して零は「次からは金とっちまおーかな」と冗談で返している。

その後、ぼったくりバーの被害に遭いかけていた観音坂独歩を二人で助け、お礼として「チキチキスノーバトル」のチームに参加してもらう。しかし、「FlingPosse」の三人と戦うことになった決勝戦にて、零がホワイトアウトが起こることを察知。状況を把握できていない簓と独歩に「……っ！戻るぞ……」「説明は後だ！急げ！」と逃げるように指示をする。「FlingPosse」の三人とも合流し、客を誘導しようと提案する。

こうして大会自体は中止となってしまったが、遭難者を出すことなく避難は完了する。

簓「お前が気がつかんかったら動けんかったわ。恩に着るで！」

零「いいってことよ」

図らずも、零が簓と独歩の命を救った結果となった。ちなみに「FlingPosse」側では夢野幻太郎が天候の異変に気づき、チームメイトを避難させている。