概要
精神封印とは、人間や魔物などの生き物の精神が身体を離れて物体に封印されてしまう事・展開である。
←イラストによる大体の仕組みの説明
精神が呪いや他者による魔法などの理由により物に乗り移る事で、元の体は意識不明になってしまう。
封印対象が自我を持っている場合、乗っ取りに近い入れ替わりとなる事もある。
そういう意味で「憑依」に似ているが、相手は大体が非生物であり、基本的に自分の意思ではなく外的要因による以上、簡単には元に戻れない点で異なる。
また、「元の体の感覚も伝わる」上に、乗り移った相手が非生物である場合は元からの可動範囲でしか動くことができないため、体を動かせない・自分で自分の体を見ている状態で、その感覚が伝わってくるという状態になる。
極端な例をあげると、ぬいぐるみは可動部分が無いため全く動けなくなってしまう。
設定によっては、多少なら言葉が出せたり着ぐるみのように動いたりできる事もある。
そういう意味で、精神封印は「非生物TF」の一種と捉えることも可能である。
相違点としては、精神封印では元の体は残る(逆に言うと、封印を解いたとしても元の体に戻れるとは限らない)点が挙げられる。
これらを総合して定義するならば、
「本人が望まない形で非生物に憑依してしまい、その非生物本来の動きしかできない状態になる。
かつ、元の肉体の感覚は精神に伝わってきてしまい、今の肉体の感覚も無論伝わってきてしまう」
状態が「精神封印」と言えるであろう。