概要
- ゼナー・カード
ESP(超感覚的知覚)を実験するためのカード。便宜上「ESPカード」と呼ばれることがある。
ゼナー・カード1枚には通常五種類の図形のうちの一つが描かれている。
丸(○)、十字(漢字の「十」に近い)、波(「♨」の下の○を取ったものに近い)、四角(□)、星(☆)の5つ。
トランプと同じように、全く同じ図柄が描かれている裏と5種の図形のいずれかが描かれている表がある。市販されている物の中には図形の種類を増やした製品も存在する。
このデザインは心理学者カール・ゼナーがESP実験に使用するために1930年代に採用したのが最初とされる。カードの束をトランプのようにシャッフルし、そこから一枚取り出して被験者に裏にしたカードを提示し、表の図形が何かを答えさせる。これを繰り返し統計を取る。
- ESP(超感覚的知覚)
いわゆる「第六感」。五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)および知覚(論理的な思考や推論など)を使わずに外界を認識する能力をさす。
予知、透視及び千里眼、テレパシー、サイコメトリー(物体に残る残留思念を読み取る超能力)などがESPにあたる。
このうち、ESPカードで実験するのは「透視」。
ESPは「ExtraSensory Perception」の略。
ExtraSensory
(形容詞)正常感覚外の~。超感覚的な~。
Perception
(名詞)知覚する能力。認識力。
- 結界
八雲紫を参照。