素描

素描というか書きたいとこだけばーっと書いてしまった。反省。 頭の中の抽斗云々は、高校時代に実際に現国の教師から言われたことです。もちろん名前は変えてあります。 どっかで見たようなテイストだと思ったら、山田詠美の「風葬の教室」でした。文庫どこにやっただろう。

もし、と夢想したとして。 今の状況では決して見えなかった景色が見え、聞くことのなかったであろう音や声を聞く。 此処にはもういない人の姿さえ、描くのは容易いことだろう。 それはとても甘美な光景だ。 それはとても安易な憧憬だ。 そしてそれは、とても残酷な「今」の裏返しだ。