本作の主人公の桜満集と桜満真名の実母。かつては天王寺大学医学部に在籍する才媛で夫桜満玄周と結ばれ、真名を身ごもる。
実家の大島で過ごしていたところアポカリプスウイルスに感染し、集を出産後死亡。彼女の死は玄周がアポカリプスウイルスの研究に没頭する原因となった。
彼の研究室には冴子と真名が写った写真や集との家族写真がある。
ネタバレ注意
死亡したかと思われたが、ロストクリスマスにてエンドレイヴのオペレーターとして登場
ダァトの強化ゲノム実験体として神経が強化されたため、2029年時点でまだ試行が始まったばかりのエンドレイヴの操縦を身軽にこなし、過去のクリスマスの精霊パストとしてスクルージの刺客として執拗に追いかける。
アポカリプスウイルスの影響故か精神が幼稚退行を起こしており、エンドレイヴをお人形と呼んだり、破壊や殺戮を笑いながら楽しんだり、不安定になると泣きわめいたりと子供の残虐性と狂気が入り交じった性格になっている。
プレゼントと共にスクルージたちを追うが、真名が慟哭しアポカリプスウイルスの暴走を起こした際には取り乱し真名の場所へと向かい、ウイルスの衝撃から我が子を護ったりと母親としての精神は残っている。
最先端技術を盛り込んだエデンベベを操縦しスクルージを追い詰めるが、コクピットを発見され重度のキャンサー患者であることが判明する。その際スクルージの手で葬られ消滅したかと思われた矢先、人格がアポカリプスウイルスの結晶と化しエンドレイヴを二次形態に変貌させ東京の町を破壊させ、スクルージを襲う。
激闘の末に朽ち果て消滅する際には愛する我が子へ最期の言葉を遺した。