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「もう一度言う……!彼のあの姿を見ても、 あの言葉を聞いても、立ち上がれないのなら……ッ、あなたは、彼に、ふさわしくない……ッ!」


概要編集

CV:藤田茜(アニメ版)


9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあとの攻略対象を務めるヒロイン。

「アーティファクトユーザー」の一人で強い正義感を持っている。

主人公達が所属する組織「ヴァルハラ・ソサイエティ」の創始者でありリーダーを務める。

かずきふみ(シナリオ担当)によると希亜編は自信があるそうだ。


人物編集

主人公達とは違う学校の生徒だが同じ飲食店の常連だったことから知り合いになる。

厨二病的な言い回しを好む一方で猫やパフェが好きという女の子らしさのギャップが最高に可愛らしい。

パーティと聞いて身構えるなど友達はあまりいないようだ。

陰キャの事を陰の者(いんのもの)と言ったりもしている。

オタク的な知識も豊富。

また投稿作品でわかるように私服のセンスが凄い事になっている。

本日発売!

苦手な食べ物は生のトマトと寿司。


ジ・オーダー編集

シルバーリング型の「アーティファクト」。

自身が命名。

詳細は不明だが能力の発動には3つのプロセスが必要とされている。

''私の「ジ・オーダー」は無敵''と、自身の能力に絶対の自信を持っていたのだが……。

※能力の詳細はネタバレを参照。


関連タグ編集

9-nine-

9-nine- ここのつここのかここのいろ

9-nine- はるいろはるこいはるのかぜ

夏和小










能力(ネタバレ有)編集

自分のアーティファクトに「ジ・オーダー」と命名している。内容は「罪を裁く」能力。罪があると認識した相手に対し、希亜自身の裁量で罰を与えるというもの。人を殺した者に軽い刑罰で済ますこともできれば、ぶつかられた程度の理由で、相手の首を落とすこともできる。


弱点は、発動までにやや時間がかかることと、相手に「罪がない」と認識すると効果を発揮しないということ。発動までに希亜自身の中で踏むべき段階が3つほどあり、速攻で畳み掛けられると発動できない。なお、発動時に「ジ・オーダー、アクティブ」という詠唱を行うが、これは発動するだけなら必要なく、厨二病患者としてのカッコつけ、もしくは自己暗示である。


「罪がない」と認識した相手、例えば操られているだけの一般人は裁けないが、これは弱点であるのと同時に長所でもあり、他人に憑依した相手を「憑依された人間を傷つけずに」裁くことが可能。


また、「罪がある」と認識さえすればいいため、他の枝(並行世界)にいる相手をまとめて裁くということも可能。並行世界の同一人物であっても罪がある相手だけを的確に裁くため、何の罪も犯していないものは巻き添えを食らわずに済む。


発現した能力は様々な形をとり、雷撃、鎖による拘束などになる。


能力とは別に、かなりの強度の精神力を持つ。希亜自身の対抗力はそれほど高くないのだが、は気絶し、アーティファクトの攻撃に高い耐性をもつ翔と春風が耐えた攻撃を、希亜は気合と根性で持ちこたえている。


劇中の活躍(ネタバレ有)編集

9-nine-ここのつここのかここのいろ編集

「ナインボール」の常連客「パフェクイーン」として初登場。

主人公達の協力要請を断り単独で「石化の能力者」を追う。


事件現場の調査の際に尋問の為に九條都に主人公の記憶を読むように促す。

殺人者である事を自覚した九條都の態度を主人公が「石化の能力者」である証拠とみなしていた。


「プレイヤー」がゲームを最初からやり直した枝(世界線)では主人公の恋心を自覚する展開に変わり、「興が削がれた」とその場を去る。

香坂春風の記憶を読んだ主人公達が神社に向かう際には、用心棒として同行。

発見できたのは犯人と思われる石化死体と結果は空振りに終わるものの報酬として「一週間分のパフェ」を要求した。


9-nine- そらいろそらうたそらのおと編集

主人公勢力と敵組織「リグ・ヴェーダ」が対立した際に主人公側の味方をし、なし崩し的に「ヴァルハラ・ソサイエティ」に引き込む。

その後は主人公達と共に行動するが、暴走した新海天の能力で主人公達の事を忘れてしまう。

新海天の能力が解除されるとソフィーティアの招集に応じる。

ゴーストの死後、敵討ちに燃える高峰蓮夜を「ジ・オーダー」で拘束し無力化に貢献した。

全てが終わった後、仲間でありながら新海天の能力の影響下にあった事を謝罪する。


9-nine- はるいろはるこいはるのかぜ編集

裏切り者の始末を装い、主人公の「リグ・ヴェーダ」潜入捜査に協力する。

深沢与一が「魔眼のユーザー」と白状すると「ヴァルハラ・ソサイエティ」で袋叩きを目論むも「リグ・ヴェーダ」改め「リグ・ヴェーダ・アスラ」に一蹴される。


イーリス(※)の存在を知った後、香坂春風の能力練習で野良猫と触れ合う。

結果香坂春風と意気投合する。

※1000年前「アーティファクト」が流失した際、騒動を沈めた人物。


「アーティファクト」の契約を解除する霊薬で「リグ・ヴェーダ・アスラ」を無力化しようとするが実は毒薬で相手を死なせてしまう。

その後は主人公の担任教師成瀬沙月の身体を借りたイーリスの「魔眼」により秒殺され石化死体と化す。

全てはイーリスが仕組んだ罠だったのだ。


別の枝、二日前の主人公は記憶をインストールし皆に事情を話す。

「ヴァルハラ・ソサイエティ」は時間稼ぎに「世界の眼」を破壊する作戦を実行するも成瀬沙月の身体を借りたイーリスに待ち伏せされる。

九條都新海天、希亜は一瞬で気絶してしまう。

その上イーリスに「世界の眼」を吸収されてしまう。

しかし希亜は立ち上がり「ジ・オーダー」で攻撃するも結界に阻まれる。


加勢に来た「リグ・ヴェーダ・アスラ」が撤退すると人格を変えるのに余力を使う香坂春風に発破をかける。

香坂春風の能力で気絶から回復した新海天が能力でイーリスの結界を消すと「ジ・オーダー」でイーリスを拘束する。

主人公と彼の幻体になったゴーストによってイーリスは撃破され「世界の眼」は回収される。


9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあと編集

ソフィーティアとその仲間ナイン(※)は希亜の能力でイーリスの殺害を目論むが攻撃できず希亜は死亡。

ナインは「オーバーロード」の能力を使い、様々な枝で殺せなかった理由を主人公に探らせるも空振りに終わり、新たな枝で主人公と希亜の距離を縮めることにする。

ソフィーティアの記事参照。


別の枝の記憶を引き継いだ主人公は「アーティファクト」を手にする前の希亜に接触。

「ヴァルハラ・ソサイエティ」の名前を出した主人公に希亜は驚く。

「アーティファクト」を手にした希亜に主人公は「ジ・オーダー」の名前まで出し希亜は主人公に信頼を抱く。


九條都と合流すると「魔眼のユーザー」深沢与一の犯行を前もって止める。

イーリスの暗躍で「アーティファクト」の暴走による火事が学校で起きた際にも現れ能力の試運転をする。

結果、相手の不殺に成功する。

組織名を「リグ・ヴェーダ」にしようとする高峰蓮夜と対立するシーンも見られた。


イーリス打倒まで猶予がない主人公は何故別の枝でとどめを刺せなかったのか尋ねる。

希亜は危険運転過失致死で妹を喪った事、強い正義感や厨二病的態度は喪った妹に由来することを明かす。

殺人を強要していた事に気づいた主人公は謝罪するが希亜は俄然やる気を出す。


香坂春風の能力で野良猫と触れ合う。

転移能力の「アーティファクトユーザー」の捜査に同行するが相手を救えず戦利品もイーリスに取られてしまう。

その後ソフィーティアからイーリスとソフィーティアは同一人物であることを知る。

そして「ジ・オーダー」でソフィーティア=異世界人への攻撃が可能なことを実証する。


内容がわからないまま「ジ・オーダー」を眷属化によって得ようとする主人公に「罪人と認識したものに望む罰を与える能力」と明かし、すべてを押し付けるほど自分は弱くないと激怒した。


自分が女として見られていることに気づいた希亜は他の人に取られる前にと主人公と肌を重ねる。

主人公の体液で眷属化するが才能までは受け継げずを能力を操ることはできなかった。


イーリスに「世界の眼」を盗られてしまい、町中がイーリスの傀儡と化した人々でゾンビ映画状態になってしまう。

依代たる成瀬沙月の身体性能を見誤ったイーリスを「ジ・オーダー」で撃破する。


悲劇を求めるジャーナリストに顔をしかめながら主人公と希亜は成瀬沙月に見舞いをする。

物語はEDを迎える……かに思われたが。


ED詐欺を敢行したイーリスは自力生成した「オーバーロード」によって時を巻き戻す。

味方をしてくれたはずの高峰蓮夜を殺害した深沢与一に希亜は怒りを見せる。

「ジ・オーダー」も意味をなさず深沢与一に殺害される。

即死を免れた希亜はタイムリープ可能な主人公に望みを託して息をひきとった。


「私たちの、思い出は……、消えちゃう、かも、……、しれない、けれど……」

「……、大丈夫、だから……」

「記憶が、消えて、……、しまっても……。あなたが、あなたでいる限り……私は……」

「……、……」

「何度、でも……私は」

「あなたのことを、好きになる」


このシーンは挿入歌まで流れるので非常にカタルシスがある。


主人公は「オーバーロード」で時を巻き戻し何度も希亜を守ろうとするが、イーリスのバックアップにより同じく過去に移動した深沢与一になすすべもなく殺される。

(相手の心が折れるまでタイムリープを繰り返し、お互いを害し合うというアイデアが素晴らしい)。

主人公はひと目会いたいと「ナインボール」を尋ねるがそこに希亜の姿はない。

落胆した主人公が家に帰るとそこには希亜の亡骸があった。

この際のスチルは死んでいるのに非常に美しい仕上がりなっている。

希亜の「アーティファクト」は危険な為イーリスが回収したと深沢与一は告げる。


記憶の引き継ぎは別の「アーティファクトユーザー」による干渉と気づいた主人公は別の枝で得た「アーティファクト」の力をすべて用い深沢与一を狙う。

「主人公と恋仲になった枝の希亜」は別の枝の記憶を引き継ぎ自分に似せられた幻体を操作する。

イーリスが「オーバーロード」を使った瞬間を見計らい「全ての枝のイーリス」に殺害する。

自分ごと攻撃させようとするソフィーティアに躊躇いを見せるも本人の意思を優先した。

これで歴代作品で中途半端にしか問題解決できなかった事が全てチャラになる。

希亜は情けをかけソフィーティアを殺すことはしなかった。

その後、主人公は限界を迎え幻体は消滅する。


別の枝で希亜と主人公はイーリスを滅ぼしたことを「ヴァルハラ・ソサイエティ」のメンバーに告げる。

主人公と二人きりの時、希亜は他の枝で九條都新海天香坂春風が眷属化した(=主人公と主人公と恋仲になった)事を気にする素振りを見せた。

イーリスの活動停止を確認すると祝勝会を行う。

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