2人の関係
出会いのキッカケは中学校が始まった頃に遡る。
杉浦綾乃は中学に入りたての頃、少々人見知りでクラスの隅っこに居た。
そんな綾乃に初めて声を掛けたのが池田千歳であった。
後日、綾乃が歳納京子に好意を持っていると知り、千歳は「友達」として綾乃を応援するようになった。
(因みに千歳が妄想して鼻血を流すようになったのはこの頃から)
まだ出会って1年程であるが、いつも一緒に居たり、2人で勉強会をするなど、お互いの信頼関係はかなり強い(綾乃は千歳にのみ呼び捨てで呼び、千歳は綾乃および千鶴のみ下の名前で呼ぶ)。
原作57話のお泊まり会の時も、綾乃は一緒にお風呂に入る相手を京子ではなく千歳を選んでいた。
理由は、「千歳と一緒が一番落ち着く」とのこと。
2人とも、お互いの事を「一番のお友達」と認識している。
千歳の心情
千歳は綾乃の(京子への)恋を応援しているが、綾乃に自分自身の事を言われると、ハッと目を見開き、やんわりと照れる表情を見せるなど、「千歳自身が綾乃に恋愛感情を抱いているのでは?」と推測されている。
原作61話では、千歳の綾乃に対する思いが描かれている。
「綾乃ちゃんはうちの一番の友だち、
そんな綾乃ちゃんに好きな人が出来たんなら、うちは全力で応援するしかない」
「だってうちは綾乃ちゃんに幸せになって欲しい、幸せそうな綾乃ちゃんが見たい」
千歳の綾乃に対する想いは、もしかしたら自己犠牲の恋なのかもしれない。
余談
この二人の関係はよく池田千鶴の妄想の材料にされる。(千鶴ホイホイ)
また、単行本のおまけのコースターには「何気にずっと一緒に居る率高い2人です」と書かれていた。