概要
「少女☆歌劇レヴュースタァライト -Re LIVE-」の時系列はスタァライト九九組全員がオーディションの真相を一度把握している現状からアニメ時空より後の話のはずだが、神楽ひかりにおいては
- アニメでも半ば保護者のような立ち位置だった露崎まひるのひかり誕生日コメントが「ひとつお姉さんになったんだから、片づけもちゃんとできるようにしなきゃだよ?」
- 逆にまひるの誕生日でのコメントが「お誕生日だから肩たたき券あげる」
- 自分一人の状態でなにかトラブルがあるとすぐにまひるや華恋に頼ろうとする。「まひる…どこ…?」
- 一人だと自炊すら出来ない。ロンドンに住んでた時はちゃんと目玉焼きもベーコンも焼いている。
- 自分が見たい舞台の開演30分前になって双葉のバイクに頼ろうとする
- 拭き掃除をする時に食器用洗剤をワックスだと思いこんで拭く
- まひるを「ままひる」と呼ぶ。基本的には貴女のせい。
…と、何故かアニメ本編の頃より精神年齢が明らかに退化しているとしか思えない描写が数多く存在する。4歳でロンドン移住を決意した子と同一人物とは到底思えない。
そのため神楽ひかり=5歳児、他の九九組8人=ひかりの保護者扱い、つまりあの双葉に自らの世話を頼みがちな花柳香子ですら保護者になる扱いが定番化することとなった。
そもそもアニメ時系列でも聖翔の校則を知らず外出届なしで勝手に外出したり、華恋が真矢との戦いを棄権してもどっちにしろ真矢が不戦勝になることに気付かなかったり、服を畳んでしまうのをめんどくさがったらまひるに怒られたりと結構怪しい描写はあったのだが、シリアスな作風もあって何とかギリギリ踏みとどまっているレベルだった。
大体その上で考えてみればコミュニケーション能力が比較的高そうだったロンドン時代から転入してきた聖翔時代の無口なキャラへの変更にも疑問を感じる部分もある。場合によってはキラめきを失う事でそういう能力を失うのかもしれない…?
そして、2018年12月に行われたイベント「私たちのHOLY NIGHT」はひかりの5歳児っぷりにさらに磨きがかかったカオスイベントと化した。
そんな彼女だが、舞台少女の時だけはちゃんと年齢相応かそれ以上になる。また華恋の前限定でも若干精神年齢が跳ね上がる模様。
アニメで見せたその片鱗…
アニメにおいても色濃くその片鱗は見えており
- 星光館に着いたその日には一人部屋はごちゃごちゃに汚くなっており、物の置き場が無い状態。(第1話)
- 華恋を監視下に置くために突然華恋とまひるの部屋に「一緒に住むから」と同棲を一方的に発表。(第2話)
- 上述の通り、外出届の概念を知らなかったとはいえ誰にも何も伝えずに突如寮を抜け出す。(あろう事か(この時はまだ確執があった為)同室の華恋とまひるにすら何も言わず、電話をかけられても1回目は出た時点で無言。さらに2回目以降は着信を無視する。追いかけてくる事自体は嬉しかったのか、トーク画面に写真を送りつけて追いかけさせた。)(第4話)
- 結果的に目的地の東京タワー水族館はメンテナンスで閉まっており、華恋と色々話し込んで帰宅はしたが、クラゲのぬいぐるみを買ったせいで電車賃を失い徒歩で寮まで帰宅した。(当の同伴者華恋も、水族館をハシゴした為どうやらもうお金がなかった様子。これらの事件は無断外出を行った当人、追いかけた華恋、そして庇っていた99期生達を「伝説のシゴキ」に巻き込む羽目になっている。)(同上)
- まひるとの和解後は「シャツとタオルを畳みなさい」「食べかすをこぼさない」などと散々怒られている。しかし食べかすに関しては華恋も同様である様子。(6話では畳んだ上で引き出しにしまうよう言われたが、すぐ使う、と口答え。しかし「ダメ!」と釘を刺されてむくれる羽目になった。)(第6話以降)
- ロンドンにいた時から部屋が汚く、起きてすぐにベットの下にあるスリッパの片方がないのを平気そうにしている。(足で探していたが、その後の描写を見るに見つけた様子。)(第8話)
- オーディション最終日、こんな状況にもかかわらずバナナマフィンを自室で食べている時に食べかすをこぼしまくり、まひるから「片付かないから出ていきなさい」と華恋共々外へ放り出されている。(一方でこれはまひるなりの気遣いだった可能性も否定はできない。)(第10話)
と、やたらと彼女の生活レベルの低さが際立つ。(これで本当にロンドンで一人暮らししていたのか…?)
その為、とある事情で様々な後日談が推察されているコンビの保護者は心労が募るばかりだろうとファンからは心配されている。
その一方で
- 華恋をオーディションに参加できないようにする為に倉庫に縛って監禁。お腹が空かないようにお昼に貰ったバナナマフィンを前に置いて彼女が逃げないように倉庫前に座って籠城。(しかし彼女は縛られていたので食べる事ができないと言っていた。)(第3話)
- 上記の状態から逃げ出し、オーディションへ向かった華恋を止めるべくエレベーターをバールでこじ開けて地下劇場へ向かう(この時たまたま目に入ったのがバールだった。後に華恋も同じ手を使うが、ここまで武闘派な動きをするのも珍しい。)(同上)
- ベーコンと目玉焼きを同時に焼いたり、トースターくらいは使える様子から料理は簡単なものなら出来ると推察可能。(第8話)
と、精神年齢が低いと噂される割には案外クレバーな行動をしたり、家事がまったくできない訳ではない様子。
さらに、CDジャーナルにおける本作の監督、古川知宏氏のインタビューが掲載された際には「神楽ひかりは一般レベルの生活力がある」とされており、ある種現行の二次創作に対する公式からの注釈が入ったともいえる。(一方で、スタリラでは生活力のなさは依然変わりない。)