概要
ウェブ小説投稿サイト「小説家になろう」で著者はshiryu氏、
Pixivコミックにて時田透明氏によりコミック化され連載開始。
イラスト原案は姐川氏が担当。
一言いえばループものとファンタジー作品であり、公爵令嬢家で悪役令嬢だった主人公が冤罪を掛けられ処刑されるが再びループしたことからさらなる悪役令嬢として自分を貶めてきた前世の人間たちに復讐をすると言った内容である。
人物
- アサリア・ジル・スペンサー
本作の主人公。艶のある赤髪と赤眼の持ち主。
四大侯爵家のスペンサー家のとして炎使い手として優秀に育ったが性格はプライド高かく傲慢であったために孤立ぎみだった。婚約者であるルイスの不貞を知り、その浮気相手であるオリーネに対し、屈辱と感じたために侍女の計らいに乗るように聖女のオリーネを虐めてきた。そのため前世はまさしく悪役令嬢となるが、オリーネの策略に嵌り暗殺未遂として冤罪を掛けられる。処刑の前日オリーネから犯人に仕立て上げられたことを愕然となり死に際の才ルイスとオリーネに復讐を望み、処刑されるが突如2年前に遡り、ループしたことに気づく。そして今までの周囲への態度と自身への行動を反省し、味方を付けることと2度目の青春を楽しむことを決め、同時にルイスとオリーネへの復讐を企てていく。性格は傲慢でプライド高かったが侯爵家の娘としての誇りと婚約者に板挟みになったことからへの影響も少なからずあった模様。そのため本心では自由に青春を謳歌することを望んでいた。
- ルイス・リノ・アンティラ
アサリアの宿敵。
金髪金眼の持ち主。
皇太子でアリシアの婚約者であったが、一言で言えば傲慢で上から目線な態度と横柄で短気を起しやすく、何かと付けてすぐ悪だと決めつける胸糞な性格。そのためもあってコミカライズ版では表情が険しくあくどい顔をしている。前世では聖女として成り上がったオリーネと不貞を働く。アサリアを元より嫌っていたためオリーネの策略と口車から邪魔者を消すのに好都合だと判断しアサリアを処刑した。ループ2回目にて事実上アサリアから嫌悪を向けられている。
- オリーネ・テル・ディアヌ
本作最大の宿敵。
アサリアが悪役令嬢として仕立て上げた張本人。
男爵令嬢育ちの令嬢。銀髪青眼の可愛らしいで治癒魔法が使えることから聖女として成り上がる。ルイスに想いを寄せており、彼と恋仲(....正確的には浮気)となったことからアサリアの怒りを買われ、彼女から散々な虐めを受ける。だが巡礼時に戦場に赴いたところを好機にアサリアを冤罪に追い込ませた。処刑前日にて本性を表し自作自演を起したことをアリシアに告げ、前もって自分を虐げるように計画していたことを暴露しそのままアサリアを処刑に追い込ませるように殺害した。ループ2回目にて戻って来たアサリアから受ける屈辱にさらなる対抗心と敵対心を燃やしている模様。
表向きでは猫かぶりが上手く聖女を演じているが、裏では「人の不幸を悦び踏み台にすることで自分が幸せになるという」歪んだ思想を持った自惚れた性格。
- ラウロ
茶髪赤眼の端正な顔立ちの男性。
出生は不明だが捨て子で血縁関係のない弟と妹がいる。
体格が良く力持ちで聖騎士に属しておりループ1回目はオリーネのお気に入りで推薦したことから護衛役となっていたが、ループ2回目では家族を養うために肉体労働をしていた所アサリアに雇われる形で専属騎士となる。それ以降アサリアに対して尊敬と同時に好意を持つようになる。宿敵であるオリーネから執着されている。
- リエロ・ルカ・スペンサー
アサリアの父。
侯爵家当主として威厳はあるがアリシアを愛娘として人一倍溺愛しており、1度目の人生では最後までアサリアの処刑を抗議し味方をした。
- マイミ
アサリアの側近のメイド。
穏やかな性格で身の回りを献身的に世話をしていた。
前世ではアサリア我が儘に振り回されいた模様でループ後にてアサリア自身考えを改めており、
今では普通に会話ができるような信頼関係を築いている。