概要
※「船迫」(読み:ふなばさま)という名字は珍しく、名字由来netによると全国に約660人しかいない。
小学校で3年生の時に野球を始め、蔵王町立円田中学校では軟式野球部に所属していた。また、小学4年生の時には野球教室で原辰徳と初対面したと語っている。
聖光学院高等学校に進学後、チームは2年春の第85回記念選抜高等学校野球大会、夏の第95回全国高等学校野球選手権大会に出場したが、自身はベンチ外。
高校2年生の時に監督から助言を受けてサイドスローに転向、3年夏に出場した第96回全国高等学校野球選手権大会ではエースとして活躍し、チーム史上初となる1大会3勝を挙げてのベスト8進出に貢献。
東日本国際大学に進学し、1年春からベンチ入り。リーグ戦通算で44試合に登板。
大学卒業後は西濃運輸株式会社に入社。(2022年ドラフト指名時は西濃産業株式会社に出向中)
西濃運輸硬式野球部で1年目から公式戦に登板、3年目の2021年には第92回都市対抗野球大会に出場し、日本製鉄かずさマジックとの1回戦で自己最速を更新する150km/hを記録している。
2022年10月20日に行われたドラフト会議にて、読売ジャイアンツから5位指名を受け、11月2日に指名挨拶を受けた。(26歳でのドラフト指名は、巨人では1972年の山本和雄(当時熊谷組)と並び球団史上最年長である。)
17日に契約、背番号は”58”。
2023年3月31日、対中日ドラゴンズ1回戦(東京ドーム)、8回表に3番手で救援登板、1回無失点。この時、初三振を8回表にアリスティデス・アキーノから見逃し三振で取る。
同年7月26日、対阪神タイガース13回戦(阪神甲子園球場)、6回裏に2番手で救援登板、2/3回1失点で初ホールド。
同年7月28日、対中日ドラゴンズ14回戦(東京ドーム)、4回表に2番手で救援登板、1回2/3を無失点で初勝利。
2024年は4勝0敗22ホールド・防御率2.37を記録し、優勝したチームの投手として12球団で唯一開幕から全試合のベンチ入りを果たした。