概要
古代中国の地理書『山海経』の「中山経」に記載される草の一種。
読み方は“じゅんそう”で、中国語ではシュインツァオもしくはシュンツァォ(Xuncao, Xúncǎo)、広東語ではソンチョウ(Seoncou)、韓国語ではスンチョ(Suncho)、ベトナム語ではトゥアンタオ(Tuân Thảo)と呼ばれる。
青要山に生えており、蘭草:藤袴(フジバカマ)に似て四角い茎を持ち、根の部分は藁本(コウホン:セリ科の薬草)のようである。
黄色い花が咲き紅い果実が生るが、それを食べたものは肌が色白になり容姿が美しくなるという不思議な草である。