「ビッグバードハトリナンヤデ」
概要
CV:山口勝平
荒垣家で飼われてる南米産の巨鳥でこの作品のマスコット。
一人称は「ワイ」または「ビッグバード」。マリからはビッグバードを略した「BB」と呼ばれている。
緑色の羽毛と大きな嘴を持ち、胸にハートのような模様がある。目がイっており、口やかましく鳴いたり、こぼしたおかずを拾い食いする為、玲から折檻を受けて白目で絶叫するのがお約束。
多少人語や人間の感情を理解しているらしく、時折関西弁のような口調で話しかけてくることもある他、迷子のフクロウにライバル意識を持ったかと思えば、飼い主の元に帰れた彼を労ったり、挨拶されればきちんと返す。特に作中で話すことの多いセリフは「アカン!アカン!アカンヤツヤデ!」。
ちなみに自分が鳥だという自覚がある模様で、玲が食べ残したフライドチキンを食べた際には、パッケージのイラストを見たショックで急性ストレス症候群を患い、入院する羽目になった。(この事から知能はヨウム以上か同等と推測される。恐らく共感性もかなり高い。)
元々はマリが南米の知り合いから譲り受けたものであり、母親を早くに亡くし、父も不在なことが多い玲にとっては数少ない心の支えだった。ちなみにこの時点ではまだ掌サイズの小さな鳥であったが、もうこの頃から日本語を話せている。初めて話した言葉は「ワラエバエエンヤデ」である。(何故関西弁で話すのかは謎だが、南米は日系人の多い地域であり、その影響もあると考えられる。)
ビッグバードの名付け親は玲であるが、後に本当にでかくなってしまうとは玲も思わなかっただろう。
種族に関して
種族は鳥類だという事は確かなのだが、その種類が全くの謎に包まれている。
作中でわかっている事は南米原産で現地で幸せを呼ぶ鳥と呼ばれている種類らしく、食性は基本的にトウモロコシやブロッコリーを食する草食性だが、フライドチキンを美味しいと感じていた事から草食寄りの雑食性だとも解釈できる。
彼と姿のそっくりな実在する鳥類はオオハシ科なのだが、流暢に話せる能力や知能はオウムのそれである。比較的現実の2002年に近付けた「体操ザムライ」世界では色んな意味で異質な存在と言えよう。