『ウィザードリィ外伝』オリジナル設定として、シリーズのモンスターたちの名称に漢字が充てられている。
「蒼鬼獣魔」と書いて「グレーターデーモン」と読み、「レッサーデーモン」は「赤羊魔」、「ヘルマスター」は「奈落王」となっている。
石垣環
漫画版ウィザードリィ
設定協力としてベニー松山の名が挙げられている。
ウィザードリィ外伝
1989年から1993年まで宝島社『ファミコン必勝本』(『HiPPON SUPER!』)にて連載。
- 第一部 ギルの迷宮(1990年)
- 第二部 鳳凰の塔 前編(1990年)
- 第二部 鳳凰の塔 後編(1991年)
- 復讐鬼の城 前編(1991年)
- 復讐鬼の城 中編(1992年)
- 復讐鬼の城 完結編(1993年)
- 短編『召喚の書』(単行本未収録)
完結後文庫版も刊行されている。
掲載誌
JICC出版局(株式会社ジェー・アイ・シー・シー)が『別冊宝島』シリーズで刊行したムック『ファミリーコンピュータ必勝本』①~③を前身とし、1986年3月に独立した月刊誌として正式に創刊されたのが『ファミコン必勝本』。
1991年には『HiPPON SUPER!』にリニューアル、1993年に社名が「株式会社宝島社」となる。
1994年に『必本スーパー!』、1995年に『64(ロクヨン)』、さらに1997年には『攻略の帝王』と改題・リニューアルを繰り返し、1998年の休刊を以て宝島社そのものがゲーム雑誌事業から撤退している。
『ファミコン必勝本』の頃から『ウィザードリィ』シリーズを推しており、各タイトルの攻略本のほか、投稿ページ『ウィザードリィ友の会』は1991年から1994年にかけて三度に亘り単行本化(4コマ漫画が中心)。
以下のノベライズ作品も刊行している。
- 隣り合わせの灰と青春(ベニー松山・1988年)
- ワードナの逆襲(手塚一郎・1990年)
- ウィザードリィ小説アンソロジー(佐山アキラ/手塚一郎/ベニー松山・1991年)
- サイレンの哀歌が聞こえる(伏見健二・1992年)
- 風よ。龍に届いているか(ベニー松山・1994年)