CV:慶長佑香
概要
“剣花の薙ぎ手”の称号を持つ、“奉の錦旆”帝鴻と契約を結ぶフレイムヘイズ。
ピッタリと合うスーツとジャケット姿の玲瓏な美貌をした美女で、腰には紅梅色の帯を巻いており、そこに直剣型の神器『昆吾』を絡めている。
千変”シュドナイをかつて名乗っていた通名である蚩尤と呼ぶ中国を代表する古参のフレイムヘイズで、日本を除いた東アジアの外界宿(アウトロー)を総べる人間に秘密結社『傀輪会』の一員でもある。
神器『昆吾』を中核として全身を紅梅色の高熱の霞へと変化させて『昆吾』による神速の刺突・斬撃や霞による攻撃や離脱といった変幻自在に戦うことの出来る戦闘形態『捨身剣醒(しゃしんけんせい)』で数々の戦果を挙げて来た東洋屈指の強力な使い手で、回転させた『昆吾』に合わせて霞を回転鋸上に纏わせ、突進し相手を切り裂く『捨身剣醒』という奥義を持つ。
また、ゾフィー・サバリッシュやヴィルヘルミナ・カルメル、マージョリー・ドーとは知己の仲であった様だ。
『仮装舞踏会』による世界各地での外界宿襲撃が開始される中でドレルが死亡し、その余波で混乱状態に陥った欧州外界宿への不信感から『傀輪会』が独断で企てた上海会戦において結成された総力軍を預かりそれを指揮していたが、(ちなみに当時は襲撃者が『仮装舞踏会』だとは認知されていなかった)敵の思惑に嵌り一晩すら持たずに撲滅されるという大惨敗を喫してしまう。
最後は自分を慕っていた『傀輪会』の大老・項辛の意を汲んで別れの口づけをした直後に引導を渡し、シュドナイとの一騎打ちに挑むも相手が悪すぎる事も手伝い力及ばず敗れ去り死亡する。