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CV:松本忍

「変なモンがぶっ立ってると思ったら、 やっぱりあんただったのか、親父殿」

能力

二丁一組の十字型の手板(操作板)型神器“レンゲ”と“ザイテ”からあらゆるものを繋ぎ止めることの出来る不可視の糸を出して操るスタイル(糸繰り(たぐり)能力というらしい)で戦う人形使い。

その異能の力は岩石や木材といった形あるものはもちろん、海水といった形がない物まで瞬時に繋ぎ止めて主に人型の傀儡を作り出して糸で操作する事ができるが、人形だけに収まらず、竜巻の様に渦巻く水柱で支えられた水の広場を空中に作り出すことも可能。また、他者の“自在法”に糸を繋いで制御を乗っ取る使い方もできるなど、(おそらく)大道芸人時代に培った技巧と相まってその応用範囲はかなり広く、強力な力を発揮する事ができる。

容姿

1900年代はカウボーイハットやガンベルトを着用した、時代遅れのガンマンスタイルだったが、現代では目深に被ったソフト帽で目線を隠し、スーツの襟を立てたトレンチコート姿へと変えている。また、1900年代は“レンゲ”と“ザイテ”をホルスター代わりに、腰に交差させていたごっつい皮製のベルトに納めていた。

概要

『鬼功の繰り手(きこうのくりて)』の称号を持つ“絢の羂挂”ギゾーの30代前後の外見をした男性のフレイムヘイズ

なお、初出はXV巻だが、数々の武功を挙げた歴戦のフレイムヘイズとしてその称号と名前自体は以前からたびたび登場していた。炎の色は「菫色」。

二代目“極光の射手”であるキアラ・トスカナの師匠にしてパートナーでもあり、1930年代にはユーリイ・フヴォイカから尊敬するフレイムヘイズの1人としてキラアと共にその名を掲げられていた。ちなみにキアラを弟子として取った経緯はとある知り合いのフレイムヘイズに頼まれて引き取ったとの事。

元々はとある貴族のお抱え大道芸人だったが、ある日突然見捨てられてしまい途方に暮れていた時に、ダンタリオン教授からの勧誘に乗って進んで『強制契約実験』の実験体となり、フレイムヘイズとなったという経緯から、他のフレイムヘイズとしては珍しく“”への復讐心が全く無い為、契約しているギゾー共々他者から見て不真面目に見えてしまう程にテンションがすこぶる低い。

しかし実際には強かな性格をしており、フレイムヘイズとしての使命もちゃんと心得ている(ただし何となくこなしている感じは否めないが…)。

なお、上記にあるような経緯から教授の事はさほど恨んではおらず、むしろ拾ってくれた命の恩人であり、(新しい自分の)生みの親という意味を込めて「親父殿」と呼んでいるが、自分の探求心の赴くままに甚大なる被害をもたらす彼の在り様や行動については危険視している為、何度も彼の実験に介入しては笑って壊すといった行為を何度も繰り返してきた為に当の本人からは『停滞不敏の失敗作』としてベルペオルと並んでシイタケよりも嫌われている(ちなみに「親父殿」という呼称も快く思っていない)。

関われば間違いなく振り回されて酷い目にあることが常である為、誰もが関わりを避ける教授に積極的に関わるという意味では紛れもなく「変人」だが、それ故に彼のやり方について熟知しているので、まさにダンタリオンの天敵ともいえる人物でもある。

なお、教授が付けた名前は『我学の結晶エクスペリメント13261-合体無敵超人』(失敗作)だが、その中二病臭い名称故にサーレ自身は恥ずかしがっている。

なお、『強制契約実験』の被験者たちは実験自体が『契約のメカニズムの解明』と称しての人間と“紅世の徒”を強制的に人間と契約させる内容であった事もあり、存在理由を持たないままフレイムヘイズとなったという経緯から力に溺れて世を乱す行為に走りフレイムヘイズに討たれたり、“徒”に襲われ命を落とす者。そして自身に襲いかかった悲惨な境遇から絶望して精神崩壊を起こしたり、自ら命を絶った者も相次いだという。

その為、実験から数百年たった今でもちゃんととフレイムヘイズの使命を果たし活動を続けているサーレは例外中の例外であり、稀有な存在ともいえる。

弟子のキラアに対しては口下手でデレカシーも微塵も感じられないが、師匠として、また仲間として大切にしており、対等の立場として扱っている。

現代でも彼女のパートナーとして活動を続けているが、その関係は師弟関係から恋人同士へと変わっており、“祭礼の蛇”による大命宣布後に少なからずフレイムヘイズとしての使命を失ってしまった時は、長い付き合いであり弟子でもあるキラアに諭されるなど、立場が逆になる場面がしばしば見受けられるようになっていた。

ちなみにしょうもない事で喧嘩しては逃げ出した彼をキラアが探して連れ戻すということが定例事項となっている模様。

また、“廻世の行者”坂井悠二と共に何も知らずにシャナとキラアをナンパしようする不届き者(?)に制裁を加える為に2人揃って彼女たちの元へと駆けつけるといった、シャナや一部の者たちを除いて誰もが警戒する彼に対してもあまり経過心を抱いていないかのような素振りを見せていた。

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サーレ・ハビヒツブルグ
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