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西鉄大川線

にしてつおおかわせん

かつて福岡県久留米市と福岡県大川市との間を結んでいた西日本鉄道の一路線。

解説編集

かつての西日本鉄道の一路線。全線非電化単線。


大川軽便鉄道により1912年12月30日に若津~縄手間を開業。翌年、社名を大川鉄道に改称。1920年12月26日に若津~榎津まで開業させた。後に榎津から柳河を経由して大牟田への延伸を計画。1937年に九州鉄道と合併した。

1937年10月に九州鉄道の柳河延伸のため津福~大善寺間が本線に編入、改軌の上に電化された。これにより、大川線は上久留米~津福間の上久留米線と大善寺~西鉄大川間の榎津線に分断された。

しかし、路線のほとんどが筑後川の河川敷にあったため筑後川改修工事の邪魔となり、西鉄サイドは廃止を決定。沿線住民は移転および電化を希望したが、多額の移転費用がかさむこともあり、1951年9月25日に営業休止。1966年5月6日に廃止となった。


駅一覧編集

*は分断された上久留米線の駅

駅名特記事項
*上久留米旧名「縄手」。国鉄久留米駅近接。現在の西鉄バス久留米・京町支社付近に相当。
*下久留米
*津福九州鉄道(福岡方面)乗換え
(安武)大川鉄道から九州鉄道の駅に編入
大善寺九州鉄道(柳河方面)乗換え、福岡県久留米市
塚崎
草場
城島筑後有数の酒どころ。現在は福岡県久留米市に編入された。
江島
青木島
鐘ヶ江
三叉
若津車庫所在。跡地は西鉄大川自動車営業所→西鉄バス久留米大川支社の敷地になった
西鉄大川旧名「榎津」。福岡県大川市

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