概要
1937年の中国の通州において、当時の中国大陸の自治政府の一つである『冀東防共自治政府』の中国人部隊が、日本軍の『通州守備隊』と『通州特務機関』を攻撃し、それにより通州守備隊は包囲下に置かれ、通州特務機関は壊滅した。
中国軍は日本人居留民の家屋全てを襲撃し、女・子供・老人を含む多くの日本人に対して『掠奪』『暴行』『凌辱』『殺戮』の限りを尽くし、猟奇的な殺害、処刑が行われた。
「通州事件」「通州虐殺事件」とも言われる。
この事件により「暴支膺懲」のスローガンが日本国内で流行し、中国人に対する憎悪感情が生まれた。
余談
事件時において、日本人居留民が中国軍から受けた残虐行為が、戦後に日中の歴史問題として指摘されている、いわゆる『南京大虐殺』における日本軍が行ったとされる残虐行為と酷似しており、事件時において、日本人居留民が中国軍から受けた残虐行為が、戦後に日中の歴史問題として指摘されている、いわゆる『南京大虐殺』における日本軍が行ったとされる残虐行為と酷似しており、「南京大虐殺は通州大虐殺を参考にして創作されたものではないか」とも言われている。
現に、南京事件の被害者は30万人などと言われているが、当時の南京には人口が20万人しかおらず、更に日本軍の進駐後は人口が25万人に増加している。
実際に当時の南京で家族と共に幼少時代を過ごしていたフリーアナウンサーの鈴木史朗氏によれば、当時の南京は平和そのもので、日本人と中国人が差別無く共存していたと語っている。
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