若木民喜の執筆する漫画「キング・オブ・アイドル」の主人公。
「アイドルに、不可能は無いんです!」
概要
男子禁制の全寮制女子アイドル養成学校・NEMSに入学したアイドル候補生・・・だが、実は男の子である。
ツインテールの髪はかつらであり、かつらを外すこともある(下イラストはかつらを外した時の髪形)。
また、NEMSの制服(セーラーワンピースタイプ)を上手く着こなせなかったり、スカートの下にトランクスを履くなど、女装に慣れていない描写も多い。
入学の理由
女子校であるNEMSに入学した理由は、IOS(アイオス)にを使って、母親の星崎恋を蘇らせるためである。
IOSはNEMSに所属するアイドルにのみ貸与されるので、IOSを使いたいならNEMSに入学する以外に方法が無い。このためまほろは、NEMSに入学するために女性と偽って入学オーディションを受けた。
星崎恋はかつて伝説的アイドルであったが、電撃引退後に結婚し、まほろを出産した直後に死亡した。
このため、まほろ自身は母親のことを全く覚えていないが、母親の唄はよく聞いて育っていた。
- 父親については描写が皆無であり、まほろのセリフでも殆ど触れられないため、人柄などは不明。まほろ本人と母親の苗字が違うのは、「遥名」が父方の姓と考えるのが自然であろう。
NEMSの生徒及び教職員でまほろの性別が男だと知っているのは、生徒であり寮のルームメイトである瀬川瀬奈と、教職員であり星崎恋の同期生であった佳島藍の2人だけである(言い換えれば、この二人を除いたNEMSの女生徒及び女性教職員は全員、まほろが男だとは知らない)。
アイドルとしての能力
母親である星崎恋の歌は、幾度となく練習していたためかなり上手い。ただしそれ以外の唄は殆ど歌っていなかったためかなり下手であり、NEMSでIOSを起動させるのにかなり苦労していた。
また、まほろの声には、その気になれば他人の精神に影響力を与える能力があるほか、IOSを装着せずともハート型のオブジェクトを出すことができるなど、かなり高いポテンシャルを持っている。
ただし、精神への影響力やオブジェクトを出す能力については、能力行使後はもれなく勃起するという(NEMS内で女性アイドル候補生として活動するには)深刻な副作用がある。しかも、まほろの主砲は某ハードボイルドコメディ漫画の主人公であるもっこり男にも劣らぬ巨砲である。
しかも、まほろは自分の勃起を鎮めるのにシャワーを浴びるなど、性的に無知と思える描写も多い(ルームメイトの瀬川瀬奈に至っては、氷で冷やすだけでなく、「カッターナイフで突いて、たまった空気を抜こう」とすらしたことがある。