概要
あからさまに大きくも小さくもない、適度(適切)なサイズであるがゆえの美しさをもつバストを描いたイラストに付けられるタグ。
巨乳系のタグが付けられるような、女性の豊かな胸を描いたイラストは、その豊満な美しさが評価される。一方で、貧乳・微乳系のタグが付けられるような小ぶりな胸は、ロリータコンプレックスもしくはスレンダー体型好きの観点から評価される。しかしながら、大きいと呼ぶほどのサイズでなく、つるぺたと評するほど小さくもない胸は、たとえ美しくても、胸そのものの美しさを評価されにくい傾向にある。こうした中庸なサイズの胸は、普乳、普通乳というタグで表現される。
美乳というタグも存在するが、こちらは大きな胸、小さな胸に対してもつけられる。
大きいがゆえ、小ぶりであるがゆえではない、「適度(適切)」な大きさゆえの美しさをもつ胸を描いたイラストには、このタグをもって評価するの良いかも知れない。
……が、巨乳や貧乳のタグと比べると利用数は非常に少ない。それはなぜ「中庸=適度(適切)」なのかを明確に説明できていない為であろう。人によって「適度(適切)」な胸の大きさに違いがあり、大きければ大きいほどいいと言う人も大勢いれば、つるぺた最高!と言う人も大勢いる。それらを押しのけて「中庸=適度(適切)」であると言い切れる明確な説得材料がない限り、(少なくとも現在の意味では)普及することはないと思われる。