邪脚護聖ブレイガー
じゃきゃくごせいぶれいがー
種族はガーディアンとブレインジャッカーを持つ多色クリーチャーであり、文明は光文明と闇文明を持つ。
マナコスト4、パワー3000であり、ここまで聞くと比較的シンプルなクリーチャーのように見えるが、このクリーチャーは全ての「種族を持つクリーチャー」へのセイバー能力を持っておりあらゆるクリーチャーへの破壊効果を身代わりになって防ぐ事が可能である。
「セイバー能力」とは、特定の種族を持つ味方クリーチャーが「バトルゾーンから墓地へ行く」時に身代わりになって代わりに墓地へ行く能力であり、これにより味方クリーチャーを敵クリーチャーからの攻撃や除去呪文による破壊から防衛できる能力である。
ただしセイバー能力の対象となる種族は一つだけであるのが通例であったがブレイガーは例外的にあらゆるクリーチャーの盾となる事が出来る稀有なクリーチャーである。
しかし間違えやすい注意点もいくつか存在する。
まずセイバー能力が行使できるのは「破壊(バトルゾーンから墓地へ行く)された時」であり、マナゾーンや手札、山札、シールドゾーンに送られる時には効果は発動できない。
「デーモン・ハンド」からは守れるが「スパイラル・ゲート」や「ナチュラル・トラップ」からは守れないと考えた方がいい。
後年では「破壊される時」ではなく「バトルゾーンから離れた時」に効果が発動する「ウルトラ・セイバー」という上位互換能力も登場しておりそちらの方がより確実性が増している。
次に身代わりになる対象は「種族を持つクリーチャー」であり、後年に登場する種族を持たないクリーチャーや、種族を持っていてもクリーチャーでない物はセイバー能力の対象にはならない。
記事サムネイル画像は本クリーチャーのイラストレーターを担当したご本人様の作品であり、ブレイガーのデザインにはノイエ・ジールを意識していたようである。
イラストでもブレイガーはビーム・サーベルのような物を出しており、このギミックはノイエ・ジールのビーム・サーベル展開ギミックとよく似ている。