里神楽とは
- 宮中以外の場所で奏される神楽。平安時代には宮廷の楽人が、石清水、賀茂、祇園、春日などの諸社において神楽を奏する場合に「里神楽」と称した。
- 宮中の御神楽に対し、各地の神社で行われる神楽。伊勢、気比、出雲など地方の諸社の神楽を称した。その形態のうえから、巫女神楽、出雲流神楽、伊勢流神楽、獅子神楽の4種に分類されている。
- 村里のひなびた神楽。一定の神社に付属せず神事舞を職業とした神事舞太夫(しんじまいたゆう)たちが氏子の求めに応じ、祭礼の際に神楽殿で演じた。「天之岩戸」「天孫降臨」など神話を主題とした曲や、能狂言などを神楽化した曲があり、無言で演ずる点が特色である。
別名・表記揺れ
関連タグ
外部リンク
- 神楽(Wikipedia)