鏑木アキラ
かぶらぎあきら
CV:中村悠一
ミナ姫に仕える人狼の少年。フルネームは暁・鏑木・レーゲンドルフ。名前は作中やアニメ公式サイトなどにおいて主に「アキラ」と表記されており、「暁」の表記は原作第31話「男児當自強」が初出。
10歳の頃にミナ姫と出会い(赤ん坊の頃にも出会っているがアキラ本人は覚えていない)、彼女の側にいる事を約束した。
現状のままでは結ばれぬと知りつつ、愛する「姫さん」のためあらゆる逆境に立ち向かい、傷つきながらも戦士へと成長してゆく。
幼い頃からベイオウルブスとしての訓練を受けており、白兵武器(サーベル、棍、槍など)や火器(拳銃、ショットガンなど)を使いこなし、体術にも長ける。匂いによって10種類以上の爆薬を識別可能だが、爆弾を解除する技術は習得していない。
自炊生活が長かったので料理もある程度こなし、味覚も鋭い。「料理は基本」が信条。
かつては明るく社交的な性格だったが、試練の儀を受けた頃から他人(人狼やヴァンパイアではない普通の人間)に対してある程度の距離を置くようになり笑わなくなった。
由紀からの告白も断っているが、彼女から誕生日プレゼントとして贈られた銀の指輪は常に身近に置いていたり、幼馴染である僚平との仲が険悪になりかけた際にも「(僚平からどう思われても)自分は僚平を友達と思っている」といった旨の発言をするなど、他人と関係を持つこと自体を嫌っている訳ではない。
父親に反発することもあるが、ミナに言わせれば似たもの親子。
作者曰く「いいやつに見えるけど結構わがままでやなやつ」「あいつは俺様」(理由は由紀に対する接し方)。
ミナがパイド・パイパーで見た夢では彼が年上になっており、後にミナが通う高校の教師となっている。その後、結婚式も行うはずだったが直前に彼女が目を覚ました。
巻末のおまけ漫画では損な役回りが多い。
アニメ版では1年前のある任務が原因で記憶喪失となっており、作中で徐々にミナとの約束や自らの出自、そして任務で自分が見た「真祖の遺産」に関する記憶を取り戻していく。