概要
性別 | 女性 |
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年齢 | 19歳 |
職業 | 看護婦 |
野々村病院に務める看護婦の1人。樹桃子の担当で、唯一桃子が心を開いている看護婦でもある。
童顔で巨乳が特徴の女性。交際している男性がいるらしい。
病院では明るく振る舞っているが、深刻な悩みを抱えている。
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実は、千里こそが野々村病院の院長殺害の主犯。ただし彼女は院長ではなく院長夫人野々村亜希子に恨みを抱いていた。
事の起こりは、夫の麻薬常習を知った亜希子が医療ミス等病院の悪しき噂が外部に漏れるのを防ぐ為看護婦達の弱みを握って脅迫しようと目論んだ事だった。
千里は亜希子に患者の財布を万引きしたと濡れ衣を着せられて脅迫され、事ある毎に性的虐待を受けて続けていた。
亜希子に殺意を抱いていた折、自分が担当していた患者の桃子の日記を読み桃子が院長に麻薬を打たれて性行為を強要され続けている事を知り、桃子を利用して院長を自殺に見せかけて殺害する事を計画。
院長は半年ほど前に亜希子に生命保険をかけられており、加入半年以内の自殺では保険金がおりない為院長が自殺と断定されれば保険金が手に入らず亜希子が苦しむと思ったのである。
まず桃子の日記に夢見がちな桃子が憧れている『王子様』を装って手紙を書いて心を掴み、院長が常用している麻薬のアンプをかねてから用意したシアン化合物入りのアンプとすり替えるよう手紙で指示。
目論み通り院長は自らの手でシアン化合物を注射して死亡したが、夫が自殺するような人間でない事を熟知していた亜希子は探偵を雇い夫が他殺である証拠を掴もうとしたため千里の目論見は崩れ始めた。
入院中に自分を亜希子に売り込み依頼を受けた探偵海原琢磨呂の捜査によって真相が暴かれ、観念した千里は病院の屋上で殺人の動機を琢磨呂に告げると警察に自首。桃子を利用した事は一切語らずあくまでも自分一人で計画して実行した事だと主張した。