陰日向に咲く

かげひなたにさく

『陰日向に咲く』は、劇団ひとりの小説。

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概要

『陰日向に咲く』は、劇団ひとりの小説。

2006年1月27日に発売され、ひとりはこの作品で小説家としてデビューを果たした。小説には、多彩な人物が登場する。初版は1万5000部と売上はあまり振るわなかったが、徐々に「お笑いタレントが本気で書いた小説」として話題を集め、2008年2月1日に54刷で100万部を突破した。

直木賞有力候補に挙げられ受賞が期待されていたが、残念ながら平成18年上半期の受賞候補にはノミネートされなかった。それでも、業界内をはじめ世間からの人気は高く爆笑問題・太田光がこの作品に高い評価を下している。2007年の本屋大賞にもノミネートされたが、こちらも残念ながら受賞は逃した。帯には恩田陸や大槻ケンヂ、山田宗樹といった名だたる著名人が絶賛のコメントを書いている。

2008年に映画化。主演は岡田准一(V6)。映画化に際して、数十社が争奪戦を展開するほどであったが、最終的に東宝が権利を獲得。監督は平川雄一朗、脚本は金子ありさ、劇伴音楽は澤野弘之が務めた。

主題歌は、ケツメイシの「出会いのかけら」。MVには原作者であるひとりが出演している。