概要
その名の通り陸上に生息する大きなホヤ。
狭間の地各地の浅い水辺でよく見られ、集団で群れていることも多い。
足はあるが移動速度が非常に遅いため実質その場からほとんど動かず、褪せ人が近づくと口のように突き出した管からスリップダメージのある毒の霧を周囲に噴出し、隣接してきた相手には頭突きの如く身体を勢いよく前後に倒して攻撃してくる。
その表皮は鱗のように硬いが足元の肉は柔らく、体勢を崩すと倒れて弱点である足の裏を晒すと同時に致命の一撃を入れることが可能になる。
さらに体内器官や自分の毒との反応で何らかの異常が起こるのか、自身が毒(もしくは朱い腐敗)の状態異常に侵されると激しく身悶えした後に内側から爆発して死亡するという性質を持つ。
この自爆時に撒き散らす毒の霧は周囲の同族も被弾する仕様のため、爆発範囲内に別の陸ほやがいるとその個体にも毒が伝播する。つまり大量の陸ほやが密集している場所で一体を毒にすればたちまち連鎖爆発を起こして勝手に全滅してしまうなんてことも。
また、一部のエリアでは見上げる程に巨大化した陸ほやが登場。特に「ケイリッド」のエオニアの沼付近の個体は毒にかわり腐敗の霧を撒き散らす。
やってくることは同じだが、単純に大きくなった分だけステータスと攻撃範囲がパワーアップしている。
多少耐性は上がっているものの、毒になると大爆発して散ってしまうのは相変わらず。しかも通常攻撃による毒の霧が敵味方関係なく当たるようになったため、隣の同族の攻撃に接触して自爆する事故も起こるように。
巨大化に伴い狙いやすくなった故か、ロックオンを外して足元を殴ると肉質の柔らかい弱点部位を直接攻撃することができる。
陸ほやの遺灰
「湖のリエーニエ」のフィールド上で拾える遺灰。
FPではなくHPを消費し、還魂碑の側に3体の陸ほやの霊体を召喚する。
召喚場所からほとんど動かず、主な攻撃手段は付近への毒の霧の撒き散らし。
一体一体のHPが高く耐久力があり、さらに毒の霧は最大3体分のスリップダメージ判定により上手くハマると想像以上に敵のHPをゴリゴリ削ってくれる。
その雰囲気からネタ枠と思われがちだが意外にも性能は侮れず、設置トラップのようにダメージを稼ぎつつ壁役、囮役として使えるかなり実戦的な遺灰である。
ただし、毒や腐敗になると爆発して即死してしまう性質もしっかり引き継いでおり、毒や腐敗を使う相手との相性は最悪なので注意。
余談
- 「リムグレイブ」地域のフィールド上でオブジェクトに擬態可能なアイテム「擬態のヴェール」を使うと横倒しになった陸ほやの死体に変身することがある。
- 白干し肉系アイテムの製作素材となる「白そぎ肉」をドロップすることから、現実のマボヤなど同じく食用に適する模様。(毒とか大丈夫なのだろうか…)
外部リンク
なぜか陸ほやファンの有志による専用wikiが存在する。