概要
正式名称はARストーリー 零〜紫の日記〜」であり、ゲーム『心霊カメラ 〜憑いてる手帳〜』に収録されているストーリーモード。
pixivにおいてはオリジナルゲームタイトルである「心霊カメラ 〜憑いてる手帳〜」タグは使用されず、同ストーリーの略称である「紫の日記」で登録されていることが多い。
『心霊カメラ 〜憑いてる手帳〜』とは?
ゲーム『心霊カメラ 〜憑いてる手帳〜』とは、任天堂から発売された「零シリーズ」の初の外伝作品で、制作はコーエーテクモゲームス。
初のニンテンドー3DS作品でもあり、AR技術やジャイロセンサーなど3DS本体の機能を駆使した新しいホラーゲームを標榜し、射影機の設定を流用したカメラバトルがメインの作品となっている。
零シリーズとしては『月蝕の仮面』の次に制作された通算7作目にあたるが、タイトルから「零」が外された理由は菊池啓介が「(従来の零シリーズとは異なって)一般性を求めたため」のように答えている。
あらすじ
その日記はある日、突然届けられた『紫の日記』。
いつの頃からか、都市伝説で囁かれる古い日記…。
不気味な古い写真や意味不明の文字が綴られたその日記の最初のページ…?
ぽかりと空いた、白紙のページに、「あるはずのない」文字を見た者は…。
神隠しに遭い、やがて変わり果てた姿となって発見されるという。
「顔の削がれた」遺体となって…。
主人公は紫の日記に囚われた少女「眞夜」と共に日記の謎を解き明かす。
その先に待つ真実を確かめるために…。
主要人物
???(プレイヤー自身)
『紫の日記』の主人公。偶然手に入れた射影機を所有している。
眞夜(まや)
『紫の日記』に囚われていた謎の少女。
自らの失った記憶を取り戻すため、主人公(プレイヤー)と共に日記の謎を調べるため同行する。
長谷部 海斗(はせべ かいと)
失踪した妹を探す為、原因である『紫の日記』を調べている男性。日記に囚われ、一部となっている。
あきら
かつて『紫の日記』に囚われ神隠しにあった少年。日記について調べる者の前に現れ『遊び』に誘う。『遊び』に負けた者は彼同様、神隠しに遭うらしい…
長谷部 紫織(はせべ しおり)
長谷部海斗の妹。『紫の日記』に誰かの身代わりとして囚われ黒い服の女に人形の姿にされた女性
老婆
『紫の日記』に関わった者の前に現われる老婆。
彼女が唱える呪文には『紫の日記』に関わる重要な秘密があるらしい。
そして、その呪文を聞いた者は『紫の日記』から逃れられないとも…。
黒い服の女
『紫の日記』に人を誘い込み、囚われた人が黒い服の女に捕まってしまうと『顔を削がれ』てしまう。