その力は天災にも匹敵すると伝えられし帝王の1柱。
両手から放たれる天を切り裂く雷は、あらゆるものを粉砕してしまう。
特徴
帝シリーズの一枚で、OCGにおいて最初に登場した。
そのせいか、このカードだけレベルが5という浮いた存在になってしまった。
カードテキスト
効果モンスター
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを破壊する。
解説
アドバンス召喚に成功した時、フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する効果を持つ。
登場当初は珍しい「召喚した直後にアドバンテージに繋がるカード」であったが、カードプールの増加に伴って埋没してしまった感は否めない。
また、対象がモンスターのみで「対象を取る破壊」という耐性効果に阻まれやすい性質もネックである。
特に同じ帝シリーズの風帝ライザーと邪帝ガイウスの登場により、しばらくは存在価値が見いだせなくなった時期が続いた。
しかし、エクシーズモンスターの登場により、セイクリッド・プレアデスの素材になれるという独自の利点が生まれ、そのために採用を検討されるようになった。
相方には、簡易融合で特殊召喚したモンスターや「イリュージョン・スナッチ」がよく使われる。
2007年のWorld Championshipの準優勝商品である「Emperor of Lightning」はこのカードのデザインに似ている。時期的に雷帝ザボルグをモデルにしたカードとされる。
アニメでの活躍
遊戯王GXでは斎王美寿知が4人の部下に与えた「四帝」の1枚として登場。
アニメオリジナルのサポートカードを駆使して活躍したほか、実体化して結界を作りだしたりもしていた。