概要
原神に登場する雷電将軍と九条裟羅の百合カップリングイラストに付けられるタグ。
稲妻の国を統べる雷電将軍と、その右腕である天領奉行大将・九条裟羅の組み合わせ。
裟羅の将軍に対する忠誠心と愛情は凄まじく、作中のボイスでは将軍を模した彫像を買うために早朝から並んだり、その彫像を五体買って常に磨くなど、限界オタクに近い情熱が垣間見える。
また、公式のイラストやムービーでは隣同士でいることが多い。
光華容彩祭
これまで公式での会話シーンが一切無かったため、長らく冷遇気味と言われていた雷裟羅だったが、Ver2.6のテーマイベント【光華容彩祭(こうかすがたのいろどりさい)】の世界任務にてついに二人の会話シーンが公開され、雷裟羅界隈は歓喜の涙にむせた。
会話までの経緯
稲妻の土産物屋「天井屋」では容彩祭に合わせ、雷電将軍を模した個数限定の彫像「御建鳴神主命大御所様像」(みたけなるかみぬしのみことおおごしょさまぞう、以下彫像と略)を発売した。
しかし、あまりの人気商品であったため、早朝から客や転売目的の者が殺到し、あっという間に売り切れてしまう。
将軍を敬愛する九条裟羅は彫像を手に入れるため、八重神子の紹介により早柚を代理として使わせ購入しようとしたが、早柚が寝過ごしてしまい、彫像を手に入れることができなかった。
その後、紆余曲折あって旅人は彫像を手に入れると、最も欲しがっていた裟羅に譲った。
裟羅は旅人とパイモンからの思わぬプレゼントにテンションが上がったのか、彫像の素晴らしさと保管方法について長々と語りだしてしまう。
背後から、将軍様その人が近づいてきていることに気づかないまま………
影「この小さな人形に、それほどまでの心得が必要なのですね…神子からは何も聞かされていませんでしたが…」
裟羅「───しょ……将軍様!?どうしてここへ…」
影「何もすることがなかったので、天守閣の外に来てみたのです。ところで、この人形は、あなたが買った物なのですか?」
裟羅「こ…こ…これは……」
「───彼(彼女)のもので…」
なんと裟羅は、本人を前にして恥ずかしくなったのか、彫像を旅人のものだと言ってしまったのである。
その後、裟羅は逃げるようにその場を後にするが、パイモンが見てもわかるほど裟羅はションボリしていた。
雷裟羅の会話シーンはここまでだが、旅人と将軍の会話が続く。
影「そういえば……天守閣に人形がもう一つあります。八重堂から贈られた見本品ですが、私のところにあっても使い道がないので、あなたたちに差し上げましょう」
しかし、先ほど彫像は旅人のものだと言われたばかりだが……
影「私の言葉に二言はありません。差し上げると言ったからには、それをどう扱おうと、好きにしていいということです。もちろん──他の方へ贈っても、構いませんよ。」
つまり、将軍は裟羅の真意を読み取り、旅人を通して彫像をプレゼントしたのである。
裟羅の将軍オタクっぷりと、将軍の裟羅への思いが明かされた世界任務であった。