概要
回路とは、電源や素子、配線などの部品を組み合わせて構成されたものを表す。回路の中でも、受動素子と能動素子によって構成されたものが電子回路と呼ばれる。
半導体などの部品で作られ、電気によって動作する回路は、全て「電気回路」と呼ばれる。そのため、電子回路も電気回路の一部として捉えることが可能。
受動素子(抵抗・コイル・コンデンサ)
抵抗は電流の流れを妨げようとする働きがある。
コイルは電流に応じて磁力を発生させる働きがある。
コンデンサは電気を蓄えたり、放出したりする働きがある。
能動素子(トランジスタ・IC・ダイオード)
トランジスタは電流の流れを制御する働きを持った素子。
ICは小さな基板上に電子回路が配置された素子で、回路の中身に応じたさまざまな働きがある。センサーや信号処理や、複雑な動作など。
ダイオードは2種類の半導体素材によって作られていて、一方向のみの電流を通す働きがある。