霧の圓紫
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きりのえんし
「うちの師匠はしっぽがない」の登場人物
CV:竹達彩奈
作中における、上方落語四天王のひとり。一人称は「アテ」。一言一句正確な噺をすることで定評がある。話し方がゆっくり過ぎて時間が掛かるので、メトロノームで調整されている(ただし、落語は調整なしでも普通のスピードで行える)。なお、幼いころはそうでもなかった模様。
もとは名家のお嬢様で様々な芸事をこなしていたが、名前だけで評価されることに嫌気がさし、噺家の世界に飛び込んだ経緯がある(ある意味ではしららに似た過去の持ち主)。
実は大黒亭文鳥のファンであり本来は大黒亭の門下になる事を望んでいたが、文鳥はこの時点で大黒亭を終わらせる事を望んでいたために弟子入りを認められなかった。それだけに、のちに文鳥に迎え入れられた文狐に対しては(その背景も知らないため)複雑な思いがあり基本的に彼女とその弟子であるまめだに対する当たりはキツい。
とはいえ若手時代には、どんな縁か文狐と白輔とツルむ事が多く、その頃には上方若手の「問題児(悪ガキ)三人衆」として上層部からは問題視されていた過去もあったりするため、二人とは気安い間柄でもある(要はかなりめんどくさいツンデレ)。
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